話題株ピックアップ【夕刊】(1):ロート、三菱マ、フジクラ
■ロート製薬 <4527> 2,862.5円 +500 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ロート製薬<4527>がストップ高。同社は6日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の438億円から450億円(前期比9.4%増)に引き上げた。売上高予想も3695億円から3723億円(同8.3%増)に上方修正。予想為替レートを1ドル=155円から158円に、1人民元=22円から23円に見直したことに加え、日本やアジア、欧州で好調に推移していることが主な要因だとしている。また、オーストラリアの子会社が同国のウェルネックス・ライフ・リミテッドから外用鎮痛剤ブランド「ペインアウェイ」の事業権・知的財産権を譲り受けることも明らかにしている。
■PHCホールディングス <6523> 1,311円 +223 円 (+20.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
PHCホールディングス<6523>は続急騰し、年初来高値を更新した。6日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が906億7200万円(前年同期比8.1%増)、営業利益が104億1300万円(同2.7倍)、最終損益が63億3800万円の黒字(前年同期は23億4100万円の赤字)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。糖尿病マネジメント事業が業績を牽引。収益性が高い先進国での販売が好調に推移したほか、新興国での増収や持続血糖測定(CGM)事業の譲渡に伴う収益改善などが利益を押し上げた。なお、27年3月期通期業績予想は売上高3597億円(前期比1.3%減)、営業利益270億円(同19.0%増)、最終利益154億円(同31倍)の従来見通しを据え置いた。4~6月期は計画を大幅に上回ったものの、少なくとも上期の市場動向や事業環境などを踏まえ判断するという。
■イチケン <1847> 3,260円 +501 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
イチケン<1847>が後場に入りストップ高の水準に買われた。同社は7日午後2時、27年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表。減益予想から一転、前期に続き過去最高益を更新する計画となったほか、配当予想を大幅に増額修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想はこれまでの見通しから20億円増額して1100億円(前期比3.6%増)、最終利益は17億円増額して73億円(同13.9%増)に引き上げた。工事採算性の改善に加え、4~6月期において複数の大型案件の完成に関して追加発注による利益が発生した。販売用不動産の売却予定価額が予想を上回る見通しとなったことも業績予想に反映した。配当予想はこれまで中間35円、期末90円の年間125円としていたが、中間65円(特別配当25円含む)、期末115円の年間180円に引き上げた。前期は株式分割後ベースで115円だった。4~6月期の売上高は243億1900万円(前年同期比9.6%増)、最終利益は19億5500万円(同75.4%増)となった。
■三菱マテリアル <5711> 5,157円 +700 円 (+15.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位
三菱マテリアル<5711>がストップ高。同社は6日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想を従来の見通しから910億円増額し1400億円(前期比3.5倍)に引き上げた。過去最高益の更新を計画し、ポジティブ・サプライズと受け止められた。今期の売上高予想は4100億円増額し2兆4000億円(同30.1%増)に見直した。これまでの想定に対してタングステンや銅、金などの金属価格が上昇し、円安で推移していることを踏まえ、業績予想を修正した。4~6月期の売上高は5970億500万円(前年同期比38.4%増)、最終損益は512億8400万円の黒字(前年同期は40億5000万円の赤字)だった。
■ナカノフドー建設 <1827> 1,511円 +196 円 (+14.9%) 本日終値
ナカノフドー建設<1827>は後場急伸。きょう午後2時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が334億9100万円(前年同期比38.8%増)、営業利益が12億9300万円(同3.9倍)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。建設事業が国内で大幅な営業増益を達成し業績を牽引。なお、同事業の受注高は785億2800万円(同3.7倍)となった。国内、東南アジアともに大幅に拡大した。
■フルヤ金属 <7826> 7,920円 +1,000 円 (+14.5%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
フルヤ金属<7826>がストップ高の水準となる7920円に買われた。6日の取引終了後、26年6月期の連結決算とともに27年6月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比0.9%増の1010億円、最終利益は同10.4%増の177億円を見込む。前期の業績は計画に対して上振れして着地したほか、今期も前期に続き過去最高益の更新を計画する。更に、前期の期末一括配当を従来の見通しから10円増額して165円としたうえで、今期の期末一括配当予想は前期比15円増配の180円としており、評価されたようだ。医療機器や光ケーブル用のルツボが引き続き好調に推移するほか、電極向け触媒なども伸長する。26年6月期の売上高は前の期比74.5%増の1001億3900万円、最終利益は同2.5倍の160億3400万円だった。同社はAIの普及に伴う設備投資需要の拡大や貴金属市況の高騰などを背景に事業環境に変化が生じているとし、中期経営計画を見直すと発表。新たな数値目標は合理的に策定できるようになった時点で速やかに公表するとした。
■ADEKA <4401> 4,705円 +585 円 (+14.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
ADEKA<4401>が後場急伸。同社はきょう午後1時ごろ、27年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の468億円から500億円(前期比20.1%増)に引き上げた。売上高予想も4530億円から4620億円(同10.9%増)に上方修正。主力の化学品事業で、AI関連需要を背景とした半導体向けを中心に、自動車、家電・電子機器関連、住宅・インフラ向けの販売が好調なことが主な要因だとしている。また、中間配当と期末配当をそれぞれ従来計画比6円増額の66円とすることも発表。これにより、年間配当は同12円増額の132円(前期は112円)となる。
■藤田観光 <9722> 2,235円 +263 円 (+13.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
藤田観光<9722>が続急伸。6日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから10億円増額し840億円(前期比2.4%増)、最終利益予想を10億円増額して125億円(同34.5%増)に見直しており、ポジティブ視された。6月中間期においてインバウンド需要を追い風に客室平均単価(ADR)が上昇した。下期については売上高、利益ともにこれまでの予想を据え置いたという。6月中間期の売上高は407億5500万円(前年同期比2.0%増)、最終利益は80億1500万円(同77.4%増)となった。
■ゲオホールディングス <2681> 2,319円 +267 円 (+13.0%) 本日終値
ゲオホールディングス<2681>が続急伸し年初来高値を更新。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1250億円(前年同期比19.7%増)、営業利益53億100万円(同32.8%増)、純利益31億9000万円(同30.8%増)と大幅増収増益となったことが好感された。主力のリユース事業は、衣料・服飾雑貨商材が前期から好調を持続したほか、スマートフォン・タブレット商材における価格体系の適正化を図ったことも寄与した。また、前年同期に生じた米国関税の減収要因が解消したラグジュアリー商材もインバウンド需要及び時計相場の上昇が追い風となり堅調に推移した。前年同期に「ニンテンドースイッチ2」本体の発売があった反動で新品事業は減収となったものの、商品ミックスの改善もあって営業利益は大幅増益となった。27年3月期通期業績予想は、売上高5100億円(前期比6.0%増)、営業利益130億円(同8.7%減)、純利益60億円(同31.3%減)の従来見通しを据え置いている。
■フジクラ <5803> 5,185円 +589 円 (+12.8%) 本日終値
フジクラ<5803>は後場急動意。同社は7日午後2時、27年3月期の業績予想の上方修正を発表した。今期2度目の予想引き上げとなる。ポジティブサプライズとの受け止めから買いが入り、上昇率は一時10%を超えた。買い一巡後は戻り売りに押されて急速に伸び悩む場面があったが、持ち直した。今期の売上高予想はこれまでの見通しから2930億円増額して1兆7550億円(前期比48.4%増)、最終利益予想は970億円増額して3260億円(同2.1倍)に見直した。データセンター向けの需要拡大を背景に、光コンポーネント製品が伸長する。4~6月期の売上高は4020億900万円(前年同期比50.1%増)、最終利益は804億3400万円(同2.6倍)となった。
株探ニュース