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話題株ピックアップ【夕刊】(2):メガチップス、日触媒、パイロット

注目
2026年8月7日 15時50分

■メガチップス <6875>  11,100円  +1,080 円 (+10.8%)  本日終値

メガチップス<6875>は大幅高で7連騰。6日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は101億5300万円(前年同期比56.4%増)、最終損益は334億円の黒字(前年同期5億7500万円の赤字)に転換して着地した。アミューズメント事業の需要が前年同期に比べて増えたほか、ASIC(顧客専用LSI)事業も堅調だった。投資有価証券売却益の計上も寄与した。あわせて取得上限100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の7.1%)、または100億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は8月7日~来年3月31日。取得した株式は消却する。また、これとは別に発行済み株式数の5%超にあたる株式を消却することを明らかにした。好感した買いが入った。

■日本触媒 <4114>  2,446円  +233.5 円 (+10.6%)  本日終値

日本触媒<4114>が後場に上げ幅を急拡大した。同社は7日、未定としていた27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は4550億円(前期比13.8%増)、最終利益は205億円(同22.3%増)を見込む。年間配当予想は140円(前期比27円増配)とした。増益・増配見通しが好感されたほか、PBR(株価純資産倍率)1倍割れの銘柄で配当利回りは5%を上回る高水準とあって、買いを誘発する格好となった。中東情勢の緊迫化を理由に業績予想の公表を見送っていた。原材料の供給状況やコスト面での影響は段階的に落ち着くと想定。原材料高に伴う販売価格の上昇や在庫評価差益の増加、ソリューションズ製品の数量増加とスプレッド拡大による影響などを業績予想に織り込んだ。4~6月期の売上高は1213億1800万円(前年同期比19.8%増)、最終利益は103億7800万円(同2.3倍)となった。

■パイロット <7846>  2,004.5円  +191 円 (+10.5%)  本日終値

パイロットコーポレーション<7846>は大幅に3日続伸。2018年12月以来、約7年8カ月ぶりの高値をつけた。6日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。営業利益を180億円から195億円(前期比17.1%増)、最終利益を140億円から150億円(同24.3%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を3円増額の24円(前期は株式分割後ベースで20円)に変更しており、これらを好感した買いが集まった。米国追加関税の還付金見積額15億円の影響を反映した。なお、売上高予想は1330億円(同5.2%増)に据え置いた。6月中間期は売上高が722億6000万円(前年同期比11.2%増)、営業利益が138億7000万円(同17.8%増)、最終利益が103億600万円(同34.5%増)だった。日本でこすると消せるボールペン「フリクション」シリーズなど重点製品が好調に推移したほか、米国において主力製品であるゲルインキボールペン「G-2」の販売増加が続いた。

■ブラザー工業 <6448>  4,561円  +414 円 (+10.0%)  本日終値

ブラザー工業<6448>が物色人気。6日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を9100億円から9800億円(前期比9.7%増)へ、最終利益を720億円から775億円(同14.6%増)へ上方修正すると発表した。従来の最高益予想に更に上乗せする格好となり、これが好感された。第1四半期業績の上振れ分を一部反映した。また、これまで想定していた中東情勢に伴う生産制約リスクが限定的であることから、販売数量の増加を見込んだ。円安による為替のプラス影響も織り込んだ。なお、配当については従来予想を据え置いた。

■TOKAI <3167>  1,219円  +105 円 (+9.4%)  本日終値

TOKAIホールディングス<3167>が大幅続伸し、年初来高値にツラ合わせした。同社は6日の取引終了後、取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.88%)、取得総額50億円を上限に、自社株買いを実施すると発表した。あわせて27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算も開示し、売上高は前年同期比3.2%増の599億9300万円、経常利益は同18.6%増の48億7800万円となった。業況と株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。自社株の取得期間は8月7日から来年2月26日まで。取得した全株式を来年3月12日に消却する。

■岩谷産業 <8088>  2,227円  +173 円 (+8.4%)  本日終値

岩谷産業<8088>がマドを開けて急伸し、年初来高値を更新した。6日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比13.1%増の2333億5700万円、経常利益は同4.6倍の342億9500万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は58%に上り、業績の上振れを期待した買いが集まった。LPガスの輸入価格が高値で推移したことに加え、ヘリウムの収益性が市況の上昇により改善。更に、半導体業界向けのガスが好調に推移した。

■SHIFT <3697>  896.4円  +69.4 円 (+8.4%)  本日終値

SHIFT<3697>が高い。同社はきょう、防衛装備庁のAI装備品などの技術的審査に係る支援役務を受託したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。同社は防衛装備庁がAI装備品などの研究開発におけるリスク管理の技術的妥当性を判断するために必要な品質評価環境の整備と技術的審査を支援。また、最終的な成果として品質評価環境の構築内容や審査支援の実績、改善検討結果をまとめ、同庁に提出するという。

■レゾナック <4004>  16,395円  +1,240 円 (+8.2%)  本日終値

レゾナック・ホールディングス<4004>が急反発。6日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、営業利益を1050億円から1600億円(前期比3.8倍)へ、純利益を770億円から1125億円(同3.9倍)へ上方修正したことが好感された。今年10月にパーシャル・スピンオフを予定しているクラサスケミカルセグメントを非継続事業として取り扱うことに伴い、売上高は1兆3100億円から1兆1650億円(同11.3%増)へ下方修正したが、先端半導体用途を中心に好調が続く半導体・電子材料セグメントにおける販売数量の増加により、各利益は上方修正した。同時に発表した6月中間期決算は、売上高6768億5200万円(前年同期比5.4%増)、営業利益733億1000万円(同2.2倍)、純利益484億5100万円(同2.5倍)だった。半導体・電子材料セグメントが全体を牽引したほか、ケミカルセグメントでグラファイトの販売数量回復や構造改革効果の顕現が増益を牽引した。

■福山通運 <9075>  6,090円  +440 円 (+7.8%)  本日終値

福山通運<9075>は急反発。6日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が842億7900万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が55億2700万円(同2.2倍)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。主力の運送事業が大幅増益で業績を牽引。同事業では中東情勢悪化によるナフサ不足を見越した在庫確保や前倒し出荷などにより輸送需要が堅調だった。なお、27年3月期通期業績予想は売上高3346億円(前期比5.0%増)、営業利益125億円(同33.7%増)の従来見通しを据え置いた。営業利益の上期進捗率は97.6%に上っているものの、物量の反動減リスクや第2四半期(7~9月)開始時点での運賃単価が計画値に届いていない点などを踏まえた。

■旭ダイヤモンド工業 <6140>  1,271円  +88 円 (+7.4%)  本日終値

旭ダイヤモンド工業<6140>は後場終盤に上げ幅を拡大。きょう午後3時ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を440億円から455億円(前期比8.4%増)、営業利益を37億円から50億円(同2.1倍)に引き上げており、業況を好感した買いが集まった。第2四半期累計(4~9月)の業績予想の修正を織り込んだ。9月中間期は電子・半導体業界、機械業界の堅調な需要が見込まれることで、関連工具の売上高が前回予想を上回る見通し。工場の稼働率向上による収益改善や円安による為替差益も利益の押し上げ要因となる。なお、4~6月は売上高が111億2500万円(前年同期比11.0%増)、営業利益が14億5700万円(同2.5倍)だった。同時に株主優待制度の導入を開示。9月末及び3月末を基準日として、300株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、旭ダイヤモンドジュエリー公式オンラインショップで使えるクーポンを提供。300株以上500株未満を保有する株主に3000円相当(年間6000円相当)、500株以上1000株未満を保有する株主に5000円相当(同1万円相当)、1000株以上を保有する株主に1万円相当(同2万円相当)を贈る。

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