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話題株ピックアップ【夕刊】(1):かどや製油、ティアフォー、伊藤園

注目
2026年9月2日 15時43分

■かどや製油 <2612>  2,193円  +400 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値

かどや製油<2612>がストップ高。1日に一部で非公開化に関する報道があり、思惑が広がったようだ。同日の取引終了後、かどや製油はMergermarketの有料会員向け英文配信記事に関し、コメントを開示した。「企業価値向上に向け、非公開化を含めた様々な経営戦略上の可能性を検討しているが、現時点で決定している事実はない」としている。

■ティアフォー <593A>  3,040円  +501 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値

ティアフォー<593A>が朝安後に急速に切り返し、後場に独歩高。上場来高値を連日で更新した。トヨタ自動車<7203>が2028年に市街地で手放しによる運転が可能となる「レベル2++」の自動運転システムを搭載した乗用車を投入すると8月末に報じられ、自動運転関連銘柄が物色人気化することになった。自動運転ソフトウェア「Autoware」を提供するティアフォーは関連銘柄の筆頭格と位置付けられている。7月22日にグロース市場に新規上場した直近IPO銘柄とあって需給面でのしこりがなく、その値動きの軽さから日計り勢の資金流入が顕著となっていたが、国内大手証券がTOPIXの新規採用候補として、グロース銘柄からティアフォーを挙げたことが追撃材料となって、株高に弾みがついた。

■伊藤園 <2593>  3,273円  +262 円 (+8.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ

伊藤園<2593>は大幅反発し、年初来高値を更新した。1日の取引終了後、27年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表した。売上高が1351億8000万円(前年同期比3.3%増)、営業利益が102億円(同22.0%増)、最終利益が65億5900万円(同14.8%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。主力のリーフ・ドリンク関連事業が大幅増益となった。国内外で実施した価格改定の浸透効果により増収となるなか、販促費の抑制や前期に実施した自動販売機事業の減損処理に伴う減価償却費の軽減効果などが利益を押し上げた。27年4月期通期業績予想については売上高5000億円(前期比0.4%増)、営業利益200億円(同7.8%減)、最終利益114億3000万円(同3.3倍)の従来見通しを据え置いた。なお、営業利益の通期計画に対する進捗率は約51%に達した。

■第一三共 <4568>  2,883円  +32.5 円 (+1.1%)  本日終値

第一三共<4568>が底堅い。同社は1日、抗がん剤「エンハーツ」とペルツズマブの併用療法に関して、欧州連合(EU)において乳がん患者への一次治療についての一部変更承認を取得したと発表。株価のサポート要因となったようだ。同社は承認より英アストラゼネカ<AZN>から開発マイルストーンとして1億ドルを受領する。

■エス・エム・エス <2175>  2,499円  +22 円 (+0.9%)  本日終値

エス・エム・エス<2175>が反発。9月1日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が21.34%から22.38%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、報告義務発生日は8月25日となっている。

■キユーピー <2809>  4,793円  +24 円 (+0.5%)  本日終値

キユーピー<2809>が全般相場軟調のなか4日続伸した。同社は1日、11月1日出荷分から家庭用商品計224品目の価格を約3~25%値上げすると発表。また、業務用商品計601品目についても計2~38%値上げすると発表しており、値上げによる業績への寄与を期待した買いが入った。

■日清紡ホールディングス <3105>  2,282.5円  +5.5 円 (+0.2%)  本日終値

日清紡ホールディングス<3105>は底堅く推移。1日取引終了後、保有する四国化成ホールディングス<4099>株の一部売却に伴い、特別利益を計上すると発表した。26年12月期第3四半期に計上する見込みという。売却株数は200万株。売却価格が決定された後、業績に与える影響を速やかに開示するとした。

■住友金属鉱山 <5713>  10,035円  -1,310 円 (-11.6%)  本日終値  東証プライム 下落率2位

住友金属鉱山<5713>は急反落。原油高によるインフレ懸念から世界的に金利上昇が加速するなか、金利を生まないゴールドの相対的な魅力低下が意識されている。1日のニューヨーク市場で金先物相場は前日比85.1ドル安の1トロイオンス=4396.4ドルと3日続落。中心限月の清算値ベースで8月上旬以来の安値水準に沈んだ。銀や銅価格も足もと軟調な展開が続いている。これを受け、株式市場では非鉄株に売り圧力が強まり、きょうは住友鉱をはじめ三井金属<5706>、三菱マテリアル<5711>、DOWAホールディングス<5714>が大きく値下がりしている。

■松屋 <8237>  2,058円  -218 円 (-9.6%)  本日終値  東証プライム 下落率5位

松屋<8237>が急反落。1日の取引終了後に発表した8月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高が前年同月比11.0%減となったことが嫌気された。前年8月は、25年5月に開店100周年を迎えた銀座店における継続的な来店促進プロモーションや館全体の売り上げを押し上げたラグジュアリーブランドの大型催事の開催があったほか、同年6月中旬にルイ・ヴィトン銀座店が大型リニューアルを終え外商顧客を中心に売り上げが堅調に推移したことなどがあり、その反動が大きかった。

■四国化HD <4099>  2,220円  -171 円 (-7.2%)  本日終値

四国化成ホールディングス<4099>は続落。1日取引終了後、既存株主による475万6000株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限71万3400株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は9~14日のいずれかの日に決定する。株式需給の悪化を懸念した売りが出た。なお、あわせて取得上限180万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.1%)、または40億円とする自社株買いの実施を発表した。売り出しによる株式需給への影響を緩和するため。

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