話題株ピックアップ【夕刊】(3):フォーサイド、豊和工、トミタ電機
■フォーサイド <2330> 110円 +24 円 (+27.9%) 本日終値
フォーサイド<2330>が急反発。前週末4日の取引終了後に、ホームページの制作運営やホスティングサービスなどを展開するマカルーデジタル(東京都世田谷区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表したことが好感された。マカルーデジタルのWeb開発・運用ノウハウと、フォーサイドが有するデジタルコンテンツ、AI関連事業などの事業基盤を掛け合わせることで、グループ全体のデジタル戦略を更に推進するのが狙い。取得価額は7900万円。なお、26年12月期業績に与える影響は精査中としている。
■豊和工業 <6203> 1,912円 +400 円 (+26.5%) ストップ高 本日終値
豊和工業<6203>が3連騰。午前11時ごろに、産業用ドローンの開発を手掛けるスタートアップ企業であるProdrone(名古屋市天白区)とのドローン開発・製造に関する連携を強化すると発表しており、好材料視された。両社は、小泉防衛大臣が5月20日にProdroneを訪問した際に発表した「対処型ドローン」の共同開発などを通じて連携しているが、今回、Prodroneが実施する第三者割当増資を引き受けることで連携を強化した。引き受けた株式額は連結純資産の10%未満という。また、Prodroneの量産工場を豊和工の敷地内に設置することで開発・製造に関する連携を強化するとしている。
■トミタ電機 <6898> 4,855円 +700 円 (+16.9%) ストップ高 本日終値
トミタ電機<6898>はストップ高。約4カ月半ぶりに年初来高値を更新した。前週末4日取引終了後、上期(2~7月)連結業績予想について売上高を8億7000万円から9億7200万円(前年同期比33.2%増)へ、営業利益を2200万円から4800万円(前年同期4700万円の赤字)へ上方修正すると発表した。顧客の在庫調整の改善や設備投資需要の回復により、半導体製造装置向けやFA向けで産業機器需要が増加した。原価率の改善や経費削減に努めたことも奏功した。これが好感された。
■アイズ <5242> 2,520円 +285 円 (+12.8%) 本日終値
アイズ<5242>が大幅高。同社は4日取引終了後、オンラインファクタリングサービス「レゾナス」の8月の買い取り金額が前月比約10倍となる2億5000万円を突破したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。レゾナスは、法人及び個人事業主の2社間ファクタリングに特化したサービス。7月にサービスを開始して以降、自社が運営するファクタリング会社のクチコミ比較サイト「ファクログ」との連携や、個人事業主・フリーランスへのサービス提供対象の拡大など、幅広い事業者の資金調達ニーズに応える取り組みを進めている。
■日本一ソフトウェア <3851> 1,485円 +138 円 (+10.2%) 本日終値
日本一ソフトウェア<3851>が4日ぶりに急反発。同社は7月30日、Nintendo Switch2(ニンテンドースイッチ・ツー)やPlayStation5などに向け、田舎暮らしシミュレーションゲーム「ほの暮しの庭」を発売。ユーザーの支持を集め、今月2日にはダウンロード版を含めて国内累計販売本数が20万本を突破したと発表した。Nintendo Storeにおけるスイッチ2の今年8月の月間ダウンロードソフトランキングでは、3位の「ELDEN RING Tarnished Edition」や2位の「スプラトゥーン レイダース」を抑え、「ほの暮しの庭」は堂々のトップとなっている。日本一ソフトは8月28日の業績予想引き上げ後に株価が急騰し過熱感を強める結果となったものの、新作ゲームのヒットによる収益拡大期待は継続しており、短期的な需給調整を経て再び騰勢を強めている。
■ブルーイノベーション <5597> 1,460円 +90 円 (+6.6%) 本日終値
ブルーイノベーション<5597>がマドを開けて急伸した。5日に放送されたTBSのテレビ番組「情報7daysニュースキャスター」のなかで、ブルーイノベのドローン災害支援活動が紹介され、材料視されたようだ。同社は3日に熊本地震における自社の活動が紹介される予定だとホームページ上で告知。8月5日には、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)からの協力要請に基づき、取得映像を関係機関に提供することを通じて災害対応の支援を実施したと公表していた。
■旭コンクリート工業 <5268> 918円 +27 円 (+3.0%) 本日終値
旭コンクリート工業<5268>が後場急上昇。午後1時ごろ、27年3月期の単独業績予想について、営業利益を6億2000万円から7億円(前期比14.9%増)へ、純利益を4億7000万円から5億4000万円(同18.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は78億円(同2.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、足もとで採算性の高い製品の売上構成比が上昇していることに加えて、従来から取り組んでいる採算性を重視した選別受注及び生産効率の向上効果も寄与する。
■Will Smart <175A> 664円 +18 円 (+2.8%) 本日終値
Will Smart<175A>は後場に動意づき、一時14%近く上昇した。同社は7日、WILLER EXPRESS(東京都江東区)ととともに採択された国土交通省の地域交通DX事業に関して、具体的な内容について発表を行った。運行系業務支援システムの新規開発を進めるプロジェクトで、業務の効率化・ペーパレス化や、運行・安全管理及び利用者への情報提供の高度化を図る。9月から12月にかけてシステム開発を実施し、その後来年1月にかけて実証検証を行う予定。来年2月に結果の報告・評価を実施し、他のバス事業者にも展開可能なパッケージサービスの実現を目指すという。AIを活用した運行管理業務の効率化を目指すとあって、開示に反応した買いが入る場面があった。
●ストップ高銘柄
誠建設工業 <8995> 2,048円 +400 円 (+24.3%) ストップ高 本日終値
コパ・コーポレーション <7689> 461円 +80 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
ジェイファーマ <520A> 472円 +80 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース