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話題株ピックアップ【昼刊】:古河電、住友鉱、レーザーテク

注目
2026年9月9日 11時41分

■古河電気工業 <5801>  4,131円  +465 円 (+12.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ

古河電気工業<5801>とフジクラ<5803>、住友電気工業<5802>が急伸。電線大手株に買いが集まっている。光ファイバー大手の米コーニング<GLW>は現地時間8日、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>との間で、ブロードバンドの拡張や次世代AIインフラなどに向けた複数年にわたる数十億ドル規模の供給契約の締結を発表した。これを受けて同日の米株式市場でコーニング株は7%を超す上昇で取引を終了。同業の日系電線大手株の刺激材料となったようだ。

■住友金属鉱山 <5713>  10,275円  +508 円 (+5.2%)  11:30現在

住友金属鉱山<5713>が5%高で1万円大台を回復したほか、三井金属<5706>が一時7%超、三菱マテリアル<5711>は6%超とそれぞれ大幅高に買われ、このほかDOWAホールディングス<5714>、JX金属<5016>など非鉄株に投資資金の攻勢が加速している。ここ銅市況の上昇が顕著となっており、銅価格の国際指標であるLME3カ月先物は週明け7日に史上最高値を更新、前日も上昇し連日で最高値街道を走っている。銅は建設向けや自動車、電子機器向けなどで高水準の需要があり、ドクター・カッパーとも称されるが、近年は生成AIのインフラであるAIデータセンター向けなどで需要が膨張している。銅市況高と連動しやすい非鉄セクターを中心に関連銘柄を物色する動きが活発。アサカ理研<5724>や松田産業<7456>といった貴金属リサイクルを手掛ける銘柄にも買いが波及している。

■レーザーテック <6920>  36,600円  +1,690 円 (+4.8%)  11:30現在

レーザーテック<6920>が急反発。戻り足を鮮明にしている。オランダの半導体製造装置メーカー大手ASMLホールディング<ASML>は8日、極端紫外線(EUV)の露光装置の新型となる「高NA」機について、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が2030年から先端ノード向けの量産で採用する予定だと発表した。現在の6インチマスクの生産から、大型の12インチマスクに移行。半導体生産の向上に寄与する。また、ASMLは韓国のサムスン電子が28年までに、DRAMの量産に向けて高NAのEUVリソグラフィーを導入する計画であるとも発表。更にASMLはオランダでの新たな生産拠点の着工も公表している。EUVマスクの検査装置を手掛けるレーザーテクに対しては、ASMLの一連の発表を受けて、中長期的な受注拡大への期待が膨らむ格好となり、物色人気化につながったようだ。

■デジタルグリッド <350A>  857円  +31 円 (+3.8%)  11:30現在

デジタルグリッド<350A>は反発。8日取引終了後、ふくしまエナジー(福島県郡山市)が施工し、DGが運用する低圧系統用蓄電所が受電を開始したと発表した。低圧系統用蓄電所の運用は同社として初めてのことになるという。これが材料視されているようだ。

■フィックスターズ <3687>  2,286円  +51 円 (+2.3%)  11:30現在

フィックスターズ<3687>が5連騰と上値追い態勢を鮮明としている。株価は2000円台前半のもみ合いを2カ月あまり続けているが、目先ボックス圏ブレイクへの期待が高まっている。8日取引終了後、機密データを自社環境で活用できるAI基盤「水冷GPUコンテナDC―PKG」の提供を開始したことを発表、これを材料視する買いを新たに呼び込んだ。これはNTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)、ゲットワークス(東京都千代田区)と3社共同で、コンテナ型データセンター、NVIDIAアクセラレーテッド コンピューティングのサーバー、統合モニタリングツール、監視・運用支援をワンパッケージ化したAI基盤を提供するというもの。AIデータセンターでは、膨大な電力使用を背景とした発熱への対処も大きな課題となっており、その冷却ソリューションに対するニーズに対応した。今後の需要獲得に期待した投資資金を誘導する形となっている。

■INPEX <1605>  3,909円  +77 円 (+2.0%)  11:30現在

INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が3日続伸。8日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が4日に比べ1.55ドル高の1バレル=93.03ドルと6日続伸した。一時94.73ドルと6月上旬以来、3カ月ぶりの高値に買われた。米国とイランの攻撃の応酬に加え、イエメンの親イラン武装組織フーシが8日、サウジアラビア南部のエネルギー施設を攻撃したと伝わった。サウジのエネルギー施設では火災が発生し、一部が稼働を停止したという。中東情勢の緊迫化を受けた原油高を背景にINPEXなどに買いが流入している。

■住友重機械工業 <6302>  5,688円  +101 円 (+1.8%)  11:30現在

住友重機械工業<6302>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「海に浮かべる浮体式の洋上風力発電を開発する新興のアルバトロス・テクノロジー(東京・中央)は住友重機械工業と資本業務提携した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、国産の部品を活用した大型の海上実証機を開発するとしており、30年をメドに出力2メガワット級の発電実証を始めるという。住友重は、24年に洋上風力事業推進プロジェクトを設立するなど同分野へ注力しており、愛媛県西条市と神奈川県横須賀市にある2工場を活用して着床式及び浮体式の洋上風力発電設備の基礎構造物を製造している。

■丸文 <7537>  1,751円  +22 円 (+1.3%)  11:30現在

丸文<7537>が反発している。この日、台湾NUWAロボティクス社製のAIコミュニケーションロボット「Kebbi(ケビー)」シリーズの最新モデル「Kebbi3」の取り扱いを開始したと発表しており、好材料視されている。「Kebbi」は、愛らしいデザインと直感的な操作性、高いカスタマイズ性が評価され、教育機関や介護施設、オフィス受け付けなどに導入されているAIロボット。最新モデルの「Kebbi3」は、国内外のさまざまな現場で親しまれてきた実用性や愛嬌はそのままに、新たに専用AIチップとGPUを搭載することで、処理能力・聴覚・視覚を全面刷新し、高速レスポンスをはじめ、騒音や暗闇を克服し実運用に強い高い環境認識力を実現。優れた現場適応力と拡張性により、観光や行政、商業、教育、福祉などの領域で実務をサポートするとしている。

■協和キリン <4151>  2,251円  -112 円 (-4.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ

協和キリン<4151>は大幅に4日続落している。同社は8日、新生血管型加齢黄斑変性を対象として開発中の点眼剤「KHK4951」に関し、第2相国際臨床試験のトップラインデータを取得したと発表。主要評価項目を達成しなかったという。治験結果を受け、失望売りがかさんだようだ。VEGF(血管内皮増殖因子)受容体を標的とするチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であるtivozanibを有効成分とする点眼剤で、治験では約70%の患者について52週時点まで視力を維持したものの、主要評価項目として設定した高用量群の低用量群に対する優位性は示されなかったという。

■Terra Drone <278A>  19,400円  -880 円 (-4.3%)  11:30現在

Terra Drone<278A>が反落している。東京証券取引所が8日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を9日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。また、日本証券金融も8日、貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を9日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感が台頭しているようだ。

■ティアフォー <593A>  2,281円  -73 円 (-3.1%)  11:30現在

ティアフォー<593A>が4日続落している。東京証券取引所が8日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を9日売買分から50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を発表。また、日本証券金融も8日、貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を9日売買分から50%(うち現金担保分20%)にする貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感が台頭しているようだ。

■三浦工業 <6005>  3,093円  -91 円 (-2.9%)  11:30現在

三浦工業<6005>は続落。SMBC日興証券が8日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を4900円から3400円へ引き下げた。2024年に買収した同業の米クリーバーブルックスの収益力に課題と指摘。再評価には同企業のマージン改善や米国経済の力強さが重要とみている。これが売り材料視されているようだ。

■ソフトフロン <2321>  189円  +50 円 (+36.0%) ストップ高   11:30現在

ソフトフロントホールディングス<2321>は3日ぶりに急反騰している。8日の取引終了後、AIデータセンター事業の一環として、賃借する国内データセンター内に生成AIの推論基盤を構築し、推論APIを通じてトークン処理能力を提供する「Token Factory事業」を来年1月から開始すると発表しており、好感した買いが集まっている。27年3月期の連結業績に与える影響は現在精査中。生成AIの推論基盤は自社で構築・保有し、外部事業者から調達する場合と比べ、安定的かつ低コストでサービスを提供できる体制を整える。

■ヴィッツ <4440>  2,514円  +500 円 (+24.8%) ストップ高   11:30現在

■フィーチャ <4052>  1,040円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在

アイサンテクノロジー<4667>が続急騰、前日比700円高はストップ高に駆け上がる場面があった。同社株以外でも、ヴィッツ<4440>がストップ高人気、フィーチャ<4052>も値幅制限上限に張り付いている。このほかダイナミックマッププラットフォーム<336A>も朝方安い場面はあったものの大きく切り返し、一時8%高と値を飛ばした。いずれも自動運転関連株として急速人気化した経緯があるが、ここにきて再び投資資金の攻勢が観測されている。市場では「AI・半導体関連に一極集中していた資金が良い意味で分散傾向にあり、循環物色の輪が広がってきた。そのなか、自動運転に関しては世界的に話題性が高まり、相対的に出遅れていた日本でもこれまでの実証実験の段階から社会実装に向けた動きが、企業のニュースリリースにも目立つようになってきた。つれて株式市場でも波状的なテーマ買いの動きに発展している」(中堅証券ストラテジスト)とする。これらの銘柄は貸株調達に伴う空売りも呼び込んでいることで、株式需給面からも踏み上げ相場の色が濃くなっている。

■アルビス <7475>  3,000円  +500 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在

アルビス<7475>がストップ高の水準でカイ気配となっている。ライフコーポレーション<8194>が8日の取引終了後、アルビスに対し、非公開化を目的としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株3780円で、アルビスの株価はこれにサヤ寄せする動きとなっている。アルビスは富山県など北陸地方で食品スーパーを展開する。ライフコーポによる買付予定数の下限は417万1200株で上限は設定しない。買付期間は9日から11月10日まで。TOBが成立した場合、アルビスは所定の手続きを経て上場廃止となる見通し。アルビスはTOBに賛同の意見を表明している。ライフコーポは店舗網の拡大や調達などでのシナジーを狙う。東京証券取引所は9月8日付でアルビスを監理銘柄(確認中)に指定した。

●ストップ高銘柄

アルビス <7475>  3,000円  +500 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

誠建設工業 <8995>  2,048円  -500 円 (-19.6%) ストップ安   11:30現在

など、1銘柄

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