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話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱重、日本製鉄、三菱商

注目
2026年9月16日 15時47分

■三菱重工業 <7011>  3,737円  +36 円 (+1.0%)  本日終値

三菱重工業<7011>が反発したほか、川崎重工業<7012>が3連騰、IHI<7013>も4日続伸と防衛関連の主力銘柄に物色の矛先が向いている。米国が日本など同盟国に対して防衛費の積み増しを要請しているなか、直近で高市早苗政権が防衛費をGDP比3.5%に増額する新たな中期目標の設定を検討している、との観測報道が買いの背景にあるようだ。日本の現在の防衛関連予算は10兆6000億円(防衛関係予算と防衛力強化を補完する関連費用の合算)だが、仮にGDP比3.5%で換算した場合、年間で13兆円以上の増額要因となる。全体予算の底上げとなれば、防衛省との取引額の大きい企業ほど恩恵が大きくなるため、防衛三羽烏に位置付けられる三菱重、川重、IHIなどはとりわけ追い風材料として意識されやすくなっている。

■日本製鉄 <5401>  682.7円  +4.7 円 (+0.7%)  本日終値

日本製鉄<5401>が4日ぶりに反発。この日、グループの欧州における主要事業拠点で、ユナイテッド・ステイツ・スチール(USスチール)の100%子会社である、スロバキアのUSスチール・コシツェ(以下「USSK」)が、コシツェ製鉄所における電気炉建設及び酸素プラント新設に関する約9億ユーロの投資を決定したと発表しており、好材料視された。今回の投資は、USSKの持続的・長期的な競争力強化と成長を実現するとともに、欧州における低炭素鉄鋼生産への転換を推進するのが狙い。新設電気炉は年間約160万トンの生産能力で、30年の稼働開始を予定しており、既存設備と合わせて高品質鋼材の安定供給と大幅なCO2排出量削減を両立するとしている。これに伴い、現地時間15日にはスロバキア政府と補助金契約を締結し、EU近代化基金から3億5000万ユーロの補助金を受給することになったとしている。

■三菱商事 <8058>  4,944円  +34 円 (+0.7%)  本日終値

三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社株が上値指向を強めている。ここ原油市況高が一段と加速しており、資源・エネルギー関連の有力セクターとして買いが向かっている。WTI原油先物価格は前日終値ベースで4ドル44セントの上昇をみせ、1バレル=105ドル83セントと100ドル台での推移が定着している。総合商社は足もとの業績が総じて好調なことに加え、石油・天然ガスなどの権益を有しており、最近の資源価格上昇に伴うキャッシュフローの拡大が更なる業績への浮揚効果として見込まれている。市場関係者の間でも「(総合商社は)市場を取りまくインフレへの警戒が売り材料とはなりにくく、バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>の新CEOのもとで、一段と買い増す動きも期待されている」(中堅証券ストラテジスト)と、先高思惑が根強い。

■中部飼料 <2053>  2,064円  +13 円 (+0.6%)  本日終値

中部飼料<2053>は反発し、年初来高値を更新した。15日の取引終了後、中国に水産用飼料の製造・販売を手掛ける子会社を新たに設立すると発表しており、好感した買いが優勢になった。中国の水産物養殖生産量は世界1位。成長著しい中国の水産養殖市場において、水産用配合飼料の安定供給に取り組む。

■宝ホールディングス <2531>  2,465.5円  +15.5 円 (+0.6%)  本日終値

宝ホールディングス<2531>が3日ぶりに反発。15日の取引終了後に、同社及び子会社の川東商事が保有する不動産18件を売却するのに伴い、27年3月期第3四半期に固定資産売却益約88億円を特別利益として計上する見込みと発表したことが好感された。なお、通期業績予想への影響は精査中としている。

■スクロール <8005>  1,769円  +4 円 (+0.2%)  本日終値

スクロール<8005>がしっかり。15日の取引終了後に、自社株60万6700株(消却前発行済み株数の1.75%)を9月30日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は3402万2500株となる。

■メタプラネット <3350>  235円  -16 円 (-6.4%)  本日終値

メタプラネット<3350>は反落。米国で仮想通貨(暗号資産)への規制を明確化する「クラリティー法案」の早期成立が困難となったことが伝わっている。法案審議に入るための採決が15日の米上院で否決されたという。これを受け、代表的な仮想通貨ビットコインの価格は一時7万5000ドルを割り込んだ。同日の米国株市場では、財務戦略として仮想通貨に投資する「トレジャリー企業」のマイクロストラテジー<MSTR>が大幅下落。この流れを引き継ぎ、きょうの東京市場でもメタプラをはじめとする関連銘柄に売り圧力が強まっている。

■メルカリ <4385>  3,621円  -246 円 (-6.4%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ

メルカリ<4385>は大幅安。同社は15日、ポケモンカードゲーム「30th CELEBRATION」関連商品を16日から一定期間、出品禁止にすると発表した。トラブル発生などマーケットプレイス内の安心・安全が損なわれる可能性があると判断したため。これを受け、業績への影響を懸念する見方から売りを誘発した。

■Welby <4438>  326円  +80 円 (+32.5%) ストップ高   本日終値

Welby<4438>が急騰。生活習慣病など個人の健康・医療に関する情報管理プラットフォームサービスを展開。業績面では赤字体質から脱却できていないが、トップラインは拡大基調にあり、26年12月期は前期比2.3倍の14億6600万円の売上高を計画している。そうしたなか、15日取引終了後、第三者割当による新株発行を決議したことを発表、これを材料視する買いが集中した。同社の代表取締役である比木武氏に対し普通株式10万株を割り当てる。発行価額は1株500円で、9月末を割当日とする。総額5000万円の資金調達となる。

■トライアイズ <4840>  800円  +79 円 (+11.0%) 一時ストップ高   本日終値

トライアイズ<4840>は急伸。15日の取引終了後、26年12月期の期末一括配当予想を6円増額の11円(前期は無配)に引き上げたと発表しており、好感した買いが集まった。同社は今期、5期ぶりに配当を実施する予定となっている。

株探ニュース

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