「妙味株」一本釣り!スペシャル3連弾(1) ─ 大同特鋼 <連休特別企画>
●大同特鋼 <5471> 【目標株価】3300円(18日終値2434.5円)
「半導体向けステンレス鋼好調で業績上振れ期待大」
大同特殊鋼 <5471> [東証P]は、6月26日に年初来高値3005円をつけた後、調整局面入りしていたが、7月29日安値2082.5円で底を打ち緩やかに反発に転じてきた。ただ、反発歩調はまだ緒に就いたばかりであり、今後の業績拡大期待を考慮すると戻り余地は大きい。
7月28日に発表した第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高1635億3000万円(前年同期比14.9%増)、営業利益131億1200万円(同51.4%増)と大幅増収増益となった。半導体製造装置向け ステンレス鋼の需要増加に加えて、プラント向け拡販効果が発現してきたことが牽引した。また、中国重希土類の輸出規制の強化に伴い、重希土類フリーが特徴である同社磁石への需要が上向いていることも寄与。会社側によると、想定を上回る利益水準で着地したという。
第1四半期は会社想定を上回ったものの、通期計画はスクラップ価格や副原料価格が期初の想定を上振れていることから従来予想を据え置き、売上高6300億円(前期比9.0%増)、営業利益400億円(同4.9%減)を見込む。ただ、足もとの産業機械関連の受注回復や半導体関連の受注増加、航空機や重電など向けを中心に自由鍛造品が想定を上回るペースで推移していることを考慮すると上振れの可能性は十分にあり、営業利益で450億円以上を見込む調査機関もある。
更に、同社では「航空・宇宙」「クリーンエネルギー」「CASE(電動化)」「半導体製造装置 」「医療」「その他(船舶他)」を成長市場製品と位置づけ、これを拡大させることで事業ポートフォリオの変革を図っており、これらの効果が顕現する28年3月期以降の成長加速が期待されている。
株探ニュース