話題株ピックアップ【昼刊】:ハピネット、旭有機材、AIメカ
■ハピネット <7552> 4,710円 +420 円 (+9.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ハピネット<7552>は上げ足強め新値追いとなっている。同社は玩具・ゲームの卸売業を展開。28日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想について、売上高を2000億円から2300億円(前年同期比17.1%増)、営業利益を78億円から135億円(同55.0%増)、最終利益を50億円から90億円(同34.9%増)に修正したと発表した。各利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、材料視した買いが集まっている。玩具事業でコンビニエンスストア向けのくじ商品やトレーディングカードが好調に推移したほか、アミューズメント事業におけるカプセルトイの販売がヒット商品によって大きく伸びた。なお、27年3月期の通期業績予想は売上高4500億円(前期比2.5%増)、営業利益158億円(同1.3%増)、最終利益105億円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いた。グループ最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明であることを理由に挙げた。
■旭有機材 <4216> 6,580円 +480 円 (+7.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
旭有機材<4216>は大口の買い注文が入り寄り後に急上昇。塩ビバルブなどを主力展開し、半導体製造装置向けなどで旺盛な需要を取り込み業績は足もと絶好調に推移している。28日取引終了後、27年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の85億円から120億円(前期比58%増)に大幅上方修正した。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の130円から180円に50円上乗せる計画も併せて発表、前期実績比でも60円の大幅増配となる。これを好感する形で投資マネーが集中した。
■AIメカテック <6227> 7,090円 +230 円 (+3.4%) 11:30現在
AIメカテック<6227>は7連騰。28日取引終了後、海外の大手半導体関連メーカー2社から大口受注を獲得したと発表した。受注製品は「ウエハレベルパッケージ向けシステム(テンポラリーボンダー・デボンダー装置)」で、金額は約45億円。28年6月期に売り上げ計上する見込みという。これが材料視されているようだ。
■NSD <9759> 2,991円 +66 円 (+2.3%) 11:30現在
NSD<9759>が反発している。同社は28日の取引終了後、27年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想を従来の見通しから20億円増額して1280億円(前期比8.6%増)、経常利益予想を7億円増額して204億円(同5.6%増)に引き上げた。期末一括配当予想は3円増額し100円(前期比4円増配)に見直しており、これらを好感した買いが優勢となった。システム開発事業では、基幹システムの更新案件や既存案件の拡大など、金融ITセグメントを中心に好調に推移し、ソリューション事業においてセキュリティー製品の販売が堅調となった。足もとの受注状況を踏まえ、業績予想の引き上げに踏み切った。加えて、同社は自社株300万株(発行済み株式総数の3.49%に相当)を10月16日に消却すると開示した。消却後の自社株は8300万株で、自社株保有比率は9.3%程度の見込みとなる。
■しまむら <8227> 3,205円 +52 円 (+1.7%) 11:30現在
しまむら<8227>は底堅く推移している。28日取引終了後、上期(2月21日~8月20日)連結決算を発表。売上高は3572億6000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は331億2900万円(同5.3%増)だった。自社開発ブランドやキャラクター商品の品揃えを拡充したことが奏功した。
■オリバー <619A> 330円 +5 円 (+1.5%) 11:30現在
オリバー<619A>が続伸している。28日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資顧問会社ゼナーアセットマネジメントの株式保有割合が6.27%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っている。保有目的は「投資を主な目的とするが、企業価値向上を目的として発行者の経営陣、社外取締役その他の関係者との対話及び意見交換を行うことがある」としており、報告義務発生日は9月16日となっている。
■荏原実業 <6328> 2,424円 +23 円 (+1.0%) 11:30現在
荏原実業<6328>が全体軟調地合いに抗して続伸、一時40円高の2441円まで水準を切り上げ、2300円台で収れんする5日・25日・75日移動平均線から上放れる兆しをみせている。上下水処理施設向けで実績の高い環境装置のファブレス装置メーカーで半導体向け計測器などでも需要を開拓している。英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NAVF)が同社株を買い増す動きをみせており、NAVFが28日付で関東財務局に提出した変更報告書で、共同保有分を含めた保有株比率が12.69%と前回開示の11.69%から1%上昇したことが判明した。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、同社株の中期的な株式価値向上に対する期待が株価に浮揚力を加えている。
■ネクソン <3659> 2,627.5円 -440.5 円 (-14.4%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
ネクソン<3659>が大幅に4日続落している。この日は9月末の配当権利落ち日。ネクソンは12月期決算企業であるが、資本効率の向上に向けて超過資金の一部を株主に還元するとして、同社は9月30日を基準日として特別配当415円を実施すると8月13日に発表していた。配当権利付き最終売買日の9月28日までの間、同社株のサポート要因となっていたが、29日に入り高配当の権利落ちの影響が大きく出ている。
■日本電技 <1723> 2,200円 -344 円 (-13.5%) 11:30現在
日本電技<1723>が大幅安で4日続落。同社は28日の取引終了後、株式売り出しを決議したと発表した。短期的な株式需給の悪化を警戒した売りがかさんだようだ。みずほ銀行など既存株主が合計で385万2600株を売り出す。需要状況に応じ、上限57万7800株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売出価格は10月6日から9日までのいずれかの日に決める。日本電技は株式の持ち合いに関する方針の見直しを進めてきた。複数の株主より同社株の売却意向を確認したことから、売り出しの実施を決めた。
■ノエビアHD <4928> 4,510円 -275 円 (-5.8%) 11:30現在
ノエビアホールディングス<4928>やヨコレイ<2874>、FPG<7148>といった9月期決算銘柄に安いものが目立つ。きょう29日は9月期末の配当と株主優待の権利落ち日にあたることから、処分売りの動きが優勢となっているようだ。エアトリ<6191>やディア・ライフ<3245>、キャリアデザインセンター<2410>、デジタリフト<9244>なども下落している。
■長谷工コーポレーション <1808> 2,627.5円 -97 円 (-3.6%) 11:30現在
長谷工コーポレーション<1808>は安い。28日の取引終了後、子会社の長谷工リフォームが公正取引委員会から排除措置命令及び課徴金納付命令を受けたと発表しており、嫌気されている。長谷工リフォームは3月4日に関東地区における大規模修繕工事の受注に関し、独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会から立ち入り検査を受けていた。課徴金額は3億2937万円で、来年4月30日までに国庫に納付することが命じられている。なお、課徴金は第2四半期累計(4~9月)に営業損失として計上する見通しであるものの、今回の件に伴う通期業績予想の修正は行わない。
■NANKAI <9044> 3,085円 -103 円 (-3.2%) 11:30現在
NANKAI<9044>は続落している。同社は大阪南部・和歌山で鉄道事業を展開しており、関西国際空港にアクセスする空港線などを手掛けている。28日、鉄道事業における8月の月次営業概況(速報)を発表した。運輸収入が前年同月比1.6%減の59億1400万円と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。定期は2カ月連続の増収となったものの、定期外が2カ月ぶりに減収。定期外の空港線が同8.9%減の10億7300万円となり苦戦した。
■中外製薬 <4519> 6,203円 -159 円 (-2.5%) 11:30現在
中外製薬<4519>が4日続落している。28日の取引終了後に、ロシュ社が開発中の皮下投与の抗潜在型ミオスタチンスイーピング抗体エムグロバルト(開発コードGYM329)について、肥満症を対象とした臨床開発を中止するとともに、ロシュ社におけるエムグロバルトの開発を終了すると発表したことが嫌気されている。これに伴い、中外薬はロシュ社からエムグロバルトに関するすべてのライセンス権の返還を受ける予定。また、導出活動も視野に脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する開発再開に向けた準備を開始した。
■アクセル <6730> 1,526円 +300 円 (+24.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
アクセル<6730>は大量の買い注文を集め、ストップ高カイ気配となっている。28日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を150億円から204億円(前期比39.2%増)へ、営業利益を12億円から22億9000万円(同37.6%増)へ上方修正すると発表。配当予想も41円から79円(前期57円)に大幅増額した。これが好感されている。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が当初計画を上回る見込みのため。生成AI需要の拡大に伴う世界的なメモリー価格の高騰による一部製品の製造原価上昇を受け、販売価格の適正化を進めていることも寄与する見通し。次世代製品の開発費計上などで販管費も増えるが、業績の上振れで吸収する格好となる。
■WASHハウス <6537> 347円 +51 円 (+17.2%) 11:30現在
WASHハウス<6537>が思惑高。29日の東京都心は降雨を観測した。34日連続で雨が降り、統計開始後で最長記録となった。これまでは19年6~7月の33日間だった。今年は全国的に豪雨による被害も目立っている。WASHハウはコインランドリーを直営・フランチャイズで展開。九州を本拠として首都圏にも領域を広げている。長雨で洗濯ができない日が続くなか、コインランドリーが高稼働となり同社の収益を押し上げるとの連想から、都心の連続降雨日数の記録更新を受けて、個人投資家の物色意欲が高まったとみられている。
●ストップ高銘柄
レイヤード <634A> 3,115円 +504 円 (+19.3%) ストップ高 11:30現在
Sイノベ <4178> 751円 +100 円 (+15.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
アクリート <4395> 700円 +100 円 (+16.7%) ストップ高買い気配 11:30現在
ヒュウガプラ <7133> 2,041円 +400 円 (+24.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
プロHD <9246> 1,442円 +300 円 (+26.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
メディシノバ・インク <4875> 292円 -80 円 (-21.5%) ストップ安売り気配 11:30現在
デジタリフト <9244> 1,345円 -400 円 (-22.9%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、2銘柄
株探ニュース