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テルアビブ便のコックピット内で操縦士同士の刺傷事件が発生

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2026年10月1日 0時17分

UAEのドバイ発テルアビブ行きフライドバイ1073便(ボーイング737MAX8型機)のコックピット内で、操縦士同士の刺傷事件が発生した。機体は急降下した後、サウジアラビア西部のタブーク空港に緊急着陸した。乗客全員の無事が確認されている。

航空機追跡データによると、離陸から約2時間後に30秒足らずで1万4000フィート(約4300メートル)以上急降下。緊急事態を示すコード「7700」に続き、不法妨害行為を示す「7500」が発信された。機体は急激な高度低下に伴い方向舵(ラダー)を損傷したとみられる。

機内では乗客らがコックピットへ駆けつけ、襲撃を阻止。乗り合わせていた同社の乗務員が機体を安全に操作し、着陸させた。両操縦士は刺し傷を負って病院へ搬送された。

イスラエルのネタニヤフ首相はテレビ演説で、操縦士の1人がもう1人を刺し、180人の乗客を乗せたまま機体を墜落させようとしたとの見方を示し、襲撃者はサウジ当局に逮捕されたと発表。ベングビール国家安全保障相もテロ計画の可能性を主張している。

事件の背景には、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとハマスの戦闘継続やイランとの緊張など、中東情勢の緊迫がある。UAEとイスラエルは2020年に国交を正常化しており、フライドバイは過酷な情勢下でもテルアビブ便の運航を継続していた。

現在、サウジ当局が機体検査や乗務員・乗客への事情聴取を進めており、UAEおよびフライドバイも正式な調査を開始した。イスラエル側は調査への参加と自国民の帰国支援に向け、サウジへの航空機と当局者の派遣許可を求めている。

株探ニュース

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