株価指数先物【昼】 過熱警戒も半導体株主導で+3σが射程に入る
日経225先物は11時30分時点、前日比1450円高の6万8600円(+2.15%)前後で推移。寄り付きは6万7340円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万7115円)にサヤ寄せすることなく、買い先行で始まった。現物の寄り付き直前に6万7190円まで上げ幅を縮めたが、その後はロング優勢の流れとなり、中盤にかけてボリンジャーバンドの+2σ(6万7740円)を上抜けると、引けにかけて上へのバイアスが一段と強まり、6万8600円と+3σ(6万8950円)が射程に入ってきた。
マイクロン・テクノロジー<MU>の予想を上回る好決算を受けて、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が大きく買われており、日経平均型を押し上げている。
日経225先物は+3σに接近しており、過熱感は警戒されやすいところである。ただし、バンドが拡大傾向をみせていることで、上向きで推移する+2σに沿った上昇が意識されやすい。下値切り上げのトレンドにより、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。また、連日で4ケタの上昇とリバウンド基調が強まっており、レバレッジ型ETFのヘッジ対応の動きなども意識されてくることが考えられ、短期的な過熱感からのショートは避けておきたい。
NT倍率は先物中心限月で16.61倍(30日は16.27倍)に上昇した。+2σ(16.41倍)および75日線(16.46倍.)を上回り、一時16.63倍と+3σ(16.62倍)を上回る場面もみられた。+3σまでの上昇を経て、いったんはNTロングを巻き戻すリバランスの動きに向かわせそうだ。
株探ニュース