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話題株ピックアップ【昼刊】:PHCHD、メック、キオクシア

注目
2026年10月1日 11時37分

■PHCホールディングス <6523>  1,614円  +184 円 (+12.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ

PHCホールディングス<6523>が3日ぶり急反発。同社は1日の寄り前、東邦ホールディングス<8129>がPHCHDの買収を検討していると、米ブルームバーグ通信が9月30日に報じたことを受け、コメントを開示した。PHCHDは企業価値向上のための選択肢の一つとして、「法的拘束力のない初期的な提案を受領していることは事実」だと明らかにした。PHCHDに対してはTOB(株式公開買い付け)などを巡る思惑が広がり、投資マネーが流入する形となった。報道によると買収額は2000億円を超える見通し。PHCHDは現時点で決定している事実はなく、今後開示すべき事項を決定した場合は速やかに公表するとしている。

■メック <4971>  7,080円  +320 円 (+4.7%)  11:30現在

メック<4971>は高い。9月30日の取引終了後、26年12月に稼働する予定である北九州工場(北九州市若松区)について、生産能力増強に向けた追加の設備投資を約20億円規模で実施すると発表した。半導体パッケージ基板関連製品の需要拡大に対応するとしており、材料視した買いが集まっている。今回追加投資を発表した設備の稼働開始時期は2028年度を予定している。

■キオクシア <285A>  18,855円  +760 円 (+4.2%)  11:30現在

キオクシアホールディングス<285A>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連株が総じて堅調に推移している。米マイクロン・テクノロジー<MU>が米国時間9月30日引け後に発表した26年6~8月期(第4四半期)の決算は、大幅な増収増益となり、9~11月期の売上高、1株利益の見通しは市場予想を上回った。時間外取引でのマイクロン株は一進一退の動きとなっているものの、同社が好決算を示したことを受け、AIデータセンター関連での需要の強さが改めて意識されるようになり、東京市場において半導体関連株への選好姿勢が強まることとなった。レーザーテック<6920>やディスコ<6146>なども買われている。

■月島ホールディングス <6332>  2,695円  +94 円 (+3.6%)  11:30現在

月島ホールディングス<6332>は続伸している。三菱化工機<6331>と9月30日の取引終了後、株式交換による経営統合を実施すると発表した。経営統合の過程で、2027年4月1日を効力発生日として化工機を完全親会社、月島HDを完全子会社とする株式交換を実施。月島HD1株に対して化工機0.88株を割り当て交付するとしており、この株式交換比率を意識した値動きとなっている。両社の技術力・顧客基盤、事業のノウハウなどを最大限活用することで、強固な事業基盤の構築と更なる企業価値の向上を実現。シナジーを最大化し、36年3月期にグループの売上高3500億円(27年3月期の見通しは2300億円)、営業利益300億円以上(同200億円)を達成することを目指す。月島HDは27年3月30日付で上場廃止となる見込み。その後、化工機は共同持ち株会社の三菱月島化工機ホールディングスとなり、7月1日をメドに傘下に両グループの産業機械事業を引き継ぐ三菱月島化工機械、月島HDの月島機械を除くその他子会社などを擁する体制になる予定だ。なお、現時点で詳細は未定だが、月島JFEアクアソリューションに水処理領域の事業を集約させることも検討しているという。

■シーイーシー <9692>  2,271円  +46 円 (+2.1%)  11:30現在

シーイーシー<9692>は3日ぶりに反発している。9月30日の取引終了後、金融・製造・官公庁分野を中心にシステムインテグレーション(SI)事業を展開するサイファー(東京都渋谷区)を11月2日に完全子会社化すると発表しており、好感した買いが入っている。取得価額は非開示。システム・インフラ構築事業の強化と領域拡大を図る。同時にAIコンサルティングを手掛けるAI Librarium(アイブリウム、東京都千代田区)との資本・業務提携に合意したと開示。シーイーシーがアイブリウムの第三者割当増資を引き受け、同社株式340万株(所有割合10.18%)を取得した。シーイーシーは6月にアイブリウムとの資本・業務提携の検討を始めると公表していた。

■共立メンテナンス <9616>  3,269円  +46 円 (+1.4%)  11:30現在

共立メンテナンス<9616>は続伸している。9月30日の取引終了後、8月度の売上状況(速報ベース)を発表した。8月の売上高は前年同月比5%増の255億5700万円と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。特に主力のホテル事業が同8%増の156億3700万円となり、全体を牽引した。

■スルガ銀行 <8358>  2,981円  +41 円 (+1.4%)  11:30現在

スルガ銀行<8358>は底堅い。約1か月半ぶりに上場来高値を更新した。9月30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について最終利益を320億円から440億円(前期比26.7%増)へ上方修正すると発表した。従来の減益予想から一転して増益となり、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。配当予想も60円から80円(前期60円)に増額した。これが好感されている。ローンビジネスの新規実行や金利上昇の織り込みが順調に推移し、上期業績が上振れする見込みとなったため。足もとの好調な業績推移に加え、今後の金融経済環境や業績動向なども勘案した。

■サイボウズ <4776>  3,000円  +33 円 (+1.1%)  11:30現在

サイボウズ<4776>は3日ぶり反発。9月30日取引終了後、8月度の月次動向を発表した。連結売上高は前年同月比11.7%増とプラス基調を継続した。クラウド関連事業売上高が同12.8%増と好調だった。これが手掛かりとなっているようだ。

■日東電工 <6988>  3,509円  +34 円 (+1.0%)  11:30現在

日東電工<6988>が反発している。9月30日の取引終了後に自社株1547万2050株(消却前発行済み株数の2.28%)を10月20日付で消却すると発表したことが好材料視されている。消却後の発行済み株数は6億6318万7650株となる。

■ニデック <6594>  1,920円  -435 円 (-18.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ

ニデック<6594>が急落。年初来安値を更新した。30日の取引終了後、関東財務局に対し26年3月期の有価証券報告書を提出した。ただし、監査法人は「意見不表明」とした。上場廃止リスクが高まったとの懸念が強まり、処分売りが膨らんでいる。監査法人のPwCジャパンは、不適切な会計処理を受けた人事的な是正措置が行われているものの、一部は完了しておらず、結果として不正に関与していた役職員の一部が「会社及びグループ会社の財務報告プロセスにおいて責任ある立場を担当している」などと指摘。意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手することができなかったとしている。ニデックは発表が遅れていた26年3月期の連結決算を開示した。売上高は2兆7087億500万円(前の期比3.9%増)、最終損益は5646億2400万円の赤字(前の期は846億7200万円の黒字)だった。非金融資産の減損損失6321億3500万円を計上した。27年3月期の連結業績予想も公表した。売上高は2兆8000億円(前期比3.4%増)、最終損益は1000億円の黒字を計画する。

■NISSHA <7915>  1,036円  -124 円 (-10.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位

NISSHA<7915>が急反落している。9月30日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を1980億円から1950億円(前期比0.1%増)へ、営業損益を70億円の黒字から33億円の赤字(前期40億4000万円の黒字)へ、最終損益を32億円の黒字から62億円の赤字(同10億100万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。ディバイス事業で下期に見込んでいたタブレット向け需要の改善が見込めないことが要因。また、上期に計上したのれんの減損損失に加え、需要動向の影響、産業資材の加飾分野における生産関連費用などの上昇が損益を悪化させる。同時に、延期していた6月中間期決算の発表を行い、売上高960億3300万円(前年同期比1.0%減)、営業損益45億円の赤字(前年同期25億5800万円の黒字)、最終損益54億7300万円の赤字(同2000万円の黒字)だった。

■大倉工業 <4221>  5,370円  -320 円 (-5.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率8位

30日に発表した「売り出しを実施」が売り材料。

既存株主による125万5800株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限18万8300株の売り出しを実施する。売出価格は10月7日から14日までの期間に決定される。

■三菱UFJ <8306>  3,598円  -102 円 (-2.8%)  11:30現在

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが軟調推移。地銀も含め銀行株が軒並み安となっている。9月30日発表の米8月個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.4%上昇。伸び率は市場予想の3.7%を下回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るとの見方が後退した。加えて、10月1日に日銀が公表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)は大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス24となったが、市場予想を下回った。あわせて公表された9月17~18日開催分の金融政策決定会合における主な意見では、市場が警戒していたほど利上げに前のめりな姿勢がみられなかったとの受け止めが一部で広がりつつある。日米の追加利上げ観測が後退するなか、直近で上昇基調にあった銀行株に対しては、利益を確定する目的の売りが優勢となっている。

■DyDo <2590>  2,882円  -51 円 (-1.7%)  11:30現在

ダイドーグループホールディングス<2590>は軟調。9月30日取引終了後、9月度(8月21日~9月20日)の販売状況(本数ベース前期比・速報値)を発表。「自販機」と「流通」を合わせた合計は前年同月比17.2%減となった。27年1月期のここまでの累計実績でも前年同期比9.1%減とマイナスだった。これが嫌気されている。

■アンドエスティHD <2685>  3,040円  -50 円 (-1.6%)  11:30現在

アンドエスティHD<2685>は反落している。9月30日の取引終了後に発表した8月中間期連結決算は、売上高1521億1000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益107億3100万円(同34.6%増)、純利益59億5100万円(同0.6%減)となり、大幅営業増益となったが、株価押し上げ効果は限定的のようだ。ブランドリテール事業で、主力のアダストリアが好調に推移し、米国事業の撤退や卸売の減少をカバーした。また、プラットフォーム事業も順調に推移したほか、値入れの改善と在庫コントロールによる値引きの抑制で粗利率が向上したことも寄与し、上期として過去最高の売上高・営業利益となった。27年2月期通期業績予想は、売上高3140億円(前期比3.2%増)、営業利益172億円(同4.1%増)、純利益105億円(同10.5%増)の従来見通しを据え置いている。

■マツモト <7901>  968円  +150 円 (+18.3%) ストップ高   11:30現在

マツモト<7901>がカイ気配スタートとなっている。9月30日の取引終了後に、AIを活用して学生一人ひとりの就業体験や日々の成長プロセスを記録・可視化するキャリア形成支援ツール「むねしげくん」について、高等学校などでの実証導入を10月に開始すると発表しており、これを好感した買いが流入している。「むねしげくん」は、生徒がスマートフォンやパソコンから日々の就業体験、気づき、挑戦、失敗などのエピソードをテキストや画像で記録することで、AIを用いて振り返りや成長の可視化を促すWebアプリケーション。今回の取り組みは、同社が推進する「次世代 DAT構想」における教育分野の核となる事業であり、将来的には個人の「経験」や「成長」といった無形価値をデジタル資産として蓄積・可視化し、進路選択やキャリア形成につなげる新たな教育プラットフォームの構築を目指すとしている。

■メンバーズ <2130>  770円  -150 円 (-16.3%) ストップ安   11:30現在

メンバーズ<2130>はストップ安の水準となる前営業日比150円安の770円に売られた。9月30日の取引終了後、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を268億6600万円から250億円(前期比2.4%増)、営業利益を25億円から2億円(同87.5%減)に引き下げた。各利益は大幅増益予想から一転して大幅減益を見込んでおり、嫌気した売りが膨らんでいる。低単価案件からの計画的な撤退を進めるなか、中東情勢の影響による一部顧客の投資削減、AIによる想定以上の専門人材ニーズの減少が響き、第2四半期累計(4~9月)の業績が想定を大きく下回った。下半期は従来型のウェブ運用領域からAX領域への成長ドライバーの入れ替えを軸に収益性改善を目指し、投資を継続する方針。事業転換に要する期間などを踏まえ、通期業績予想は保守的に算出したという。9月中間期について、売上高が前回予想の125億9300万円から118億円、営業損益が3億2000万円の黒字から4億3000万円の赤字に下振れして着地したようだと開示。同社は26年3月期第4四半期から連結決算に移行したため単純比較はできないものの、単独決算だった前年同期は売上高が114億4800万円、営業損益が2億6300万円の黒字だったことから、各損益は実質的な増益予想から一転して赤字に転落した。

●ストップ高銘柄

スバル興業 <9632>  4,870円  +700 円 (+16.8%) ストップ高買い気配   11:30現在

など、2銘柄

●ストップ安銘柄

アクセルHD <402A>  341円  -80 円 (-19.0%) ストップ安   11:30現在

イメージ情報開発 <3803>  724円  -150 円 (-17.2%) ストップ安売り気配   11:30現在

など、3銘柄

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