話題株ピックアップ【夕刊】(3):川上塗、MORESC、サーバワクス
■川上塗料 <4616> 3,820円 +700 円 (+22.4%) ストップ高 本日終値
川上塗料<4616>はストップ高。15日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月~26年8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を63億3400万円から67億8500万円(前期比14.4%増)、営業利益を2億700万円から5億7100万円(同11倍)に引き上げた。同時に期末一括配当予想を105円増額の150円(前期実績は44円)に変更しており、好感した買いが集まった。第3四半期累計は売上高が49億4200万円(前年同期比14.9%増)、営業損益が5億4100万円の黒字(前年同期は900万円の赤字)だった。各利益が従来の通期業績予想を超過。継続的な原材料価格の高騰や諸経費増加に対応するための利益管理を実行し、販売製品ポートフォリオの見直しも含めた販売価格の是正を促進したことが奏功した。今後も同様の状況が継続するとみられることから、市場動向を総合的に勘案しつつ、業績予想を修正した。
■MORESCO <5018> 2,983円 +500 円 (+20.1%) ストップ高 本日終値
MORESCO<5018>がストップ高。15日の取引終了後に27年2月期の連結業績予想について、売上高を370億円から400億円(前期比14.7%増)へ、営業利益を24億円から45億円(同90.1%増)へ、純利益を15億5000万円から28億円(同83.6%増)へ大幅に上方修正し、あわせて期末配当予想を30円から70円へ引き上げ、年間配当予想を95円(前期55円)としたことが好感された。中国を除く拠点で自動車生産台数が増加していることに伴い、ダイカスト用油剤をはじめ多くの油種で販売が増加していることに加えて、国内外で原材料価格引き上げに伴う価格是正が進んでいることなどが要因。また、データセンター向けハードディスク表面潤滑剤をはじめとする高付加価値製品の売り上げが増加していることや、ホットメルト接着剤部門での不採算製品の整理が進んでいることなども利益押し上げに貢献する。なお、同時に発表した8月中間期決算は、売上高196億2500万円(前年同期比16.4%増)、営業利益24億5700万円(同2.6倍)、純利益15億1600万円(同3.0倍)だった。
■サーバーワークス <4434> 3,045円 +498 円 (+19.6%) 本日終値
サーバーワークス<4434>がマドを開けて急伸。同社は15日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、好感された。今期の売上高予想は従来の見通しから48億1100万円増額して519億9500万円(前期比30.0%増)、最終利益予想は6億3300万円増額して15億3800万円(前期は6億円の赤字)に引き上げた。同社はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を中心にクラウド基盤に関するサービスや、AWSの課金代行などを展開。AI関連の引き合いが増加し事業が順調に推移するなか、想定為替レートに対し実勢のレートが円安となり収益拡大に寄与する。クラウド事業者が販売パートナーに向けて提供するインセンティブの獲得拡大も利益を押し上げる要因となる。8月中間期の売上高は247億3100万円(前年同期比32.0%増)、最終損益は8億600万円の黒字(前年同期は9億300万円の赤字)となった。
■TWOST <7352> 499円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
TWOSTONE&Sons<7352>はストップ高。15日の取引終了後、26年8月期の連結決算の発表にあわせて、27年8月期の通期業績予想を開示した。売上高は251億9800万円(前期比15.6%増)、営業利益は15億3100万円(同89.0%増)、最終利益は7億7400万円(同80.1%増)と見込んでおり、好感した買いが集まった。主力のエンジニアプラットフォームサービスでは営業・マッチング機能の強化を最優先課題として、上期にAI活用による提案力の強化やマッチング精度の向上などを進め、下期からの成長再加速を図る。コンサル・アドバイザリーサービスは今期に営業利益を11億9200万円(同2.8倍)まで拡大する計画で、成長の牽引役となる。AIコンサルティング機能を強化するとともに、事業承継ニーズの高まりを捉えた事業拡大を図る。なお、26年8月期は売上高が218億500万円(前の期比20.6%増)、営業利益が8億1000万円(同1.2%減)、最終利益が4億2900万円(同13.0%減)だった。
■MSコンサル <6555> 513円 +80 円 (+18.5%) ストップ高 本日終値
MS&Consulting<6555>がストップ高。15日の取引終了後に発表した8月中間期連結決算が、売上高13億700万円(前年同期比5.1%増)、営業利益1億5000万円(同2.2倍)、純利益9700万円(同85.1%増)となり、従来予想の営業利益8000万円を大きく上振れて着地したことを好感した買いが流入した。基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」(MSR)を含むCX領域で、前期第1四半期に実施した大型スポット契約終了の影響を受けたものの、第2四半期は前年同期を上回り、上期としてほぼ前年同期並みまで回復したことが寄与した。また、コンサルティング領域では補助金・助成金コンサルなどが伸長したことや、AI活用による生産性向上策なども奏功した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高27億5700万円(前期比6.7%増)、営業利益3億5500万円(同40.7%増)、純利益2億2000万円(同27.2%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を70万株(自己株式を除く発行済み株数の15.51%)、または3億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は10月16日から来年10月15日までで、役職員を対象とした株式報酬制度その他のインセンティブ・プランへの活用に加え、将来の資本・業務提携などの成長戦略を実行する際の対価としての活用などを想定している。
■プリモGHD <367A> 3,265円 +503 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
ブライダルジュエリー小売りのプリモグローバルホールディングス<367A>は急反騰。15日の取引終了後、26年8月期の連結決算の発表にあわせて、27年8月期の通期業績予想を開示した。売上高は348億円(前期比10.2%増)、営業利益は48億円(同23.0%増)、最終利益は29億円(同21.1%増)と見込む。年間配当予想は中間65円・期末66円の合計131円(前期は120円)に増配しており、これらを好感した買いが集まった。前期に実施した商品価格の見直しや「LAZARE DIAMOND(ラザールダイヤモンド)」のダイヤモンド調達権取得による原価改善などの効果が発現する見通し。新規出店は国内1店舗、海外6店舗の合計7店舗を予定している。なお、26年8月期は売上高が315億7100万円(前の期比12.7%増)、営業利益が39億300万円(同24.6%増)、最終利益が23億9500万円(同34.1%増)だった。同時に29年8月期を最終年度とする中期経営計画(27年8月期~)を開示した。29年8月期に売上高410億円、営業利益70億円、最終利益45億円の達成を目指すとしており、こちらも株価の支援材料となったようだ。アジアを中心に店舗網を広げるグローバル戦略、価格帯や好みが異なる新規顧客層の開拓を図るマルチブランド戦略、記念日やライフイベントに応じた提案に取り組みLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すライフパートナー戦略を進める。
■メタリアル <6182> 530円 +78 円 (+17.3%) 本日終値
メタリアル<6182>が大幅高。同社は15日取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結営業損益が1億700万円の赤字(前年同期は2600万円の赤字)になったと発表。ただ、8月度から月次黒字に転換したとしており、これが買い手掛かりとなったようだ。上期はライトニーズ層の売り上げ減や大型案件の受注遅延が影響したものの、組織改革に伴う費用削減によって6月度を底に赤字幅が減少し、8月度は90万円の黒字に転換。下期については、「完全自動翻訳AI」の完成に伴う売り上げ増や、グループ会社であるSTUDIO55の「建築BIM DX/AX」分野の受注拡大などから黒字化を見込んでいる。
■オンデック <7360> 711円 +100 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
オンデック<7360>がストップ高。15日の取引終了後に、26年11月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好感した買いが流入した。毎年11月末日時点で3単元(300株)以上を保有する株主を対象に、1ポイント1円相当の各種電子マネーやポイントと交換することができる電子ギフトを保有株数に応じて1万~5万円相当提供する。同時に第3四半期累計(25年12月~26年8月)連結決算を発表しており、売上高11億4900万円(前年同期比2.0倍)、営業利益2億2500万円(前年同期2億1900万円の赤字)、最終利益1億5400万円(同1億4900万円の赤字)だった。成約件数は17件と前期に比べて2件の増加にとどまったが、大型案件の成約により平均報酬単価が上昇したことが寄与した。なお、26年11月期通期業績予想は、売上高16億3000万円(前期比88.6%増)、営業利益1億9400万円(前期2億2100万円の赤字)、最終利益1億3100万円(同1億5100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
■セラク <6199> 1,550円 +214 円 (+16.0%) 本日終値
セラク<6199>は4日ぶりに急反発。15日の取引終了後、26年8月期の連結決算の発表にあわせて、27年8月期の通期業績予想を開示した。売上高は283億円(前期比10.9%増)、営業利益は30億1000万円(同5.1%増)、最終利益は19億8000万円(同6.8%増)と見込む。期末一括配当予想は22円90銭(前期は17円40銭)に増配しており、これらを好感した買いが集まった。業務効率化や競争力強化を目的としたIT・DX関連投資の拡大が続いており、クラウドを活用したシステムインテグレーション(SI)やシステム運用・保守サービスへの需要が堅調に推移すると予想。なお、26年8月期は売上高が255億1700万円(前の期比3.0%増)、営業利益が28億6400万円(同12.3%増)、最終利益が18億5400万円(同8.5%増)だった。あわせて29年8月期を最終年度とする中期経営計画(27年8月期~)を発表。29年8月期に売上高330億円、営業利益45億円の達成を目指すとしており、株価の支援材料となっているようだ。顧客先に常駐するエンジニアなどがAIの導入や業務実装、運用定着、改善を支援するAIソリューション事業の強化を成長戦略の中核としつつ、セキュリティー領域への事業展開の加速などにも取り組む。
■IGポート <3791> 1,227円 +110 円 (+9.9%) 本日終値
IGポート<3791>は急伸。15日取引終了後、第1四半期(6~8月)連結決算を発表。売上高は33億600万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は3億4200万円(同74.1%増)だった。アニメーション作品の企画・制作を行う主力の映像制作事業が伸び、全体を牽引した。これが好感された。
●ストップ高銘柄
ウインテスト <6721> 151円 +50 円 (+49.5%) ストップ高 本日終値
サイバートラスト <4498> 1,922円 +400 円 (+26.3%) ストップ高 本日終値
HEROZ <4382> 1,754円 +300 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
アズジェント <4288> 622円 +100 円 (+19.2%) ストップ高 本日終値
テリロジHD <5133> 500円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
など、18銘柄
●ストップ安銘柄
TENTIAL <325A> 1,532円 -400 円 (-20.7%) ストップ安 本日終値
レイヤード <634A> 3,135円 -700 円 (-18.3%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
株探ニュース