東京株式(大引け)=1713円安、3カ月ぶり終値6万3000円割れ
22日の東京株式市場では半導体関連株が軒並み売られ、日経平均は6万3000円を割り込んだ。終値ベースで約3カ月ぶりの安値水準をつけた。
大引けの日経平均株価は前営業日比1713円40銭安の6万2907円84銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は21億9167万株、売買代金概算は7兆569億円。値上がり銘柄数は684、対して値下がり銘柄数は821、変わらずは48銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から一貫して売り優勢の展開となった。前日の米国株市場では主要3指数がそろって上昇。好決算が評価され大幅高となった米スペースX<SPCX>をはじめ、特にハイテク株が相対的に強い動きを示した。この流れを引き継ぐかに思われたが、日本株は既に前日時点でスペースX好決算を織り込む形で上昇していただけに、きょうは利益確定の動きが顕在化した。半導体製造装置の米ラム・リサーチ<LRCX>が決算発表後に時間外取引で下落したことも投資家心理を冷やした。軟調な韓国株や米株価指数先物、中東情勢への警戒感から時間外で強含む米原油相場の動きを横目に、後場に入って全体相場は一段安に。日経平均は結局、安値引けとなった。半導体以外では値動きのしっかりした銘柄も散見された。プライム市場の値下がり銘柄数は約53%となった。
個別ではアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、イビデン<4062>、キオクシアホールディングス<285A>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>が水準を切り下げた。TDK<6762>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>も安い。トヨタ自動車<7203>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、ファーストリテイリング<9983>、日立製作所<6501>が軟調。レゾナック・ホールディングス<4004>が急落した。
半面、トレンドマイクロ<4704>が大幅高。リクルートホールディングス<6098>やベイカレント<6532>、ソニーグループ<6758>、中外製薬<4519>、東京海上ホールディングス<8766>、野村総合研究所<4307>も高い。HENNGE<4475>が急伸。SHIFT<3697>、セグエグループ<3968>が値を飛ばした。