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【材料】<注目銘柄>=キトー、国内外のインフラ需要取り込み利益成長続く

キトー <日足> 「株探」多機能チャートより
 キトー<6409>は1700~1800円のもみ合いを離脱し2000円大台での活躍へ歩を進めそうだ。安倍政権が推進する国土強靭化の国策テーマを底流に防災・減災工事の予算が拡大するなか、工場や建設向け巻き上げ装置(ホイストクレーン)で国内断トツのシェアを誇る同社の収益環境に強力な追い風がもたらされている。

 集計中の19年3月期業績は営業利益段階で前の期比27.7%増の60億円予想だが、上振れて着地した公算が大きい。また、20年3月期も抜群の商品競争力を有する同社製品の伸びが期待される状況。政策恩恵を背景とした国内の好調に加え、米国で本格化しているインフラ関連工事需要や中国の半導体や電気自動車(EV)関連の投資需要などを取り込み、利益成長トレンドに変化はない。

 PER10倍未満の時価は株価指標面からも割安感が強く、昨年11月16日の高値2072円を当面の上値目標に見直し機運が高まりそうだ。(銀)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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