市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):プロルート、川本産業、フロンテオ

プロルート <日足> 「株探」多機能チャートより
■プロルート丸光 <8256>  474円  +50 円 (+11.8%) 一時ストップ高   本日終値
 プロルート丸光<8256>が後場急伸。前引け後、同社が国外総代理店契約を締結しているマクロブラッドサイエンス(MBS、東京都千代田区)の血液検査器具などについて、マレーシアの医療関連ビジネスを行う事業法人から簡易採血キットなどを受注したと発表しており、これが好感された。今回受注したのは、初回分としてMBS社の簡易採血キットと、MBS社が代理店を務めるヴァゼム・バイオテック社の抗体検査キット200キットずつ。なお、プロルートでは今後更なる取引拡大に向けて提案を続けるとしている。

■ノムラシス <3940>  580円  +60 円 (+11.5%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 12日に発表した「ノムラシス、株式分割を発表」が買い材料視された。
 株式分割、定款の一部変更及び配当予想の修正に関するお知らせ
  ⇒⇒ノムラシスの会社開示情報を見る

■川本産業 <3604>  1,360円  +129 円 (+10.5%)  本日終値
 川本産業<3604>が急騰。11日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高270億円(前期比7.6%増)、営業利益4億円(同72.4%増)、純利益3億円(同18.1%増)を見込むとしたことが好感された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、主力の医療機器等製造事業でマスクや手指消毒剤など感染管理製品の需要が医療機関や介護施設向けに高まったほか、医療・育児用品等卸売事業でも通販企業向け感染管理製品の売り上げが増加していることが牽引する見通し。なお、同じく未定としていた配当予想については、期末一括8円にすると発表しており、これも好材料視された。前期実績に対しては2円の増配になる予定だ。

■東名 <4439>  1,470円  +100 円 (+7.3%)  本日終値
 東名<4439>が反発。11日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、営業利益を7億5800万円から8億1700万円(前期比34.4%増)へ、純利益を5億8000万円から5億9400万円(同16.5%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は118億7600万円から115億7500万円(同6.6%増)へ下方修正したものの、光回線を中心としたオフィスの通信環境に関するあらゆるサービスをワンストップで提供するオリジナルブランド「オフィス光119」の契約保有回線数が堅調に推移したことに加えて、他社からの契約変更による新規獲得よりも既存顧客の解約抑止に注力し、解約違約金の費用負担が予定を下回っていること、更に人件費及び採用費が想定を下回っていることなどが寄与する見通し。また、東京証券取引所及び名古屋証券取引所の承認を受けて、7月3日付で東証マザーズから東証1部または2部、名証セントレックスから名証1部または2部に市場変更することになったと発表しており、これも好材料視されたようだ。同時に、85万株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限12万7500株の売り出しを実施すると発表。株主分布状況の改善と流動性向上を目的としているという。

■山喜 <3598>  210円  +5 円 (+2.4%)  本日終値
 山喜<3598>は反発。この日朝方、繊維上の特定のウイルスを2時間で99.9%以上減少させる機能を持つ「抗ウイルス加工シャツ」を6月13日に発売すると発表しており、これが好感された。同製品は、日清紡テキスタイル(東京都中央区)の抗ウイルス加工素材「バリエックス」に、繊維上の黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、モラクセラ菌などの細菌を減少させる制菌加工「Agフレッシュプラス」を加えた山喜のオリジナル素材「バリエックス+Ag」を使用したのが特徴という。山喜の展開する「SHIRT HOUSE」36店舗のほか山喜ECサイトで販売するとしている。

■FRONTEO <2158>  778円  +5 円 (+0.7%)  本日終値
 FRONTEO<2158>は朝安スタートもプラスに転換。午前11時ごろ、独自開発の自然言語処理AIエンジン「KIBIT(キビット)」を活用した、児童虐待の兆候を早期に検知するためのソリューションの提供を開始すると発表しており、これが好感された。同ソリューションは、数ある相談記録や面談記録などから実際に児童虐待と認定された相談内容や重篤化したケースの相談内容を教師データとし、ベテランの児童福祉司や相談対応者の判断軸を学習。その後、自治体や児童相談所で受け付けた虐待に関係する可能性がある相談記録や家庭訪問での面談記録のテキストを解析する。KIBITは教師データの文章に類似度が高い文章から順番に並べ替えることができるため、相談対応者は早期に対応が必要な可能性のある重要な記録から順に確認していくことが可能で、これにより児童虐待の可能性があるケースを見逃すことなく、早期対応を支援することで、相談対応業務のAIによる高度化を実現するとしている。

■石井表記 <6336>  606円  -113 円 (-15.7%)  本日終値
 石井表記<6336>が急反落。11日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高20億7300万円(前年同期比14.2%減)、営業損益4700万円の赤字(前年同期5800万円の黒字)、最終損益3900万円の赤字(同1200万円の黒字)となり、営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気された。新型コロナウイルス感染症の影響で海外子会社の一時操業停止や、国内外の移動制限に伴う営業活動の停滞などを余儀なくされたことが響き、電子機器部品製造装置事業、ディスプレー及び電子部品事業ともに落ち込んだ。なお、同時に、21年1月期業績及び配当予想を未定にするとあわせて発表した。

■ツクルバ <2978>  914円  -153 円 (-14.3%)  本日終値
 ツクルバ<2978>は急落。11日の取引終了後、売上高21億2200万円とのみ開示していた20年7月期の単独業績予想について、売上高16億5000万円(前期比8.9%増)、営業損益2億8500万円の赤字(前期1900万円の黒字)、最終損益3億7200万円の赤字(同1000万円の黒字)と、営業損益段階から赤字転落見通しとしたことが嫌気された。営業活動の自粛や、外出自粛によるユーザーの内見数の減少などで営業活動に影響が出ており、主力のcowcamo(カウカモ)事業で短期的に成約件数が減少しているという。また、第3四半期決算でオフィス一部解約による減損損失などを計上したことも響く。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高14億3600万円(前年同期比32.3%増)、営業損益3200万円の赤字(前年同期1100万円の黒字)、最終損益9100万円の赤字(同600万円の黒字)だった。

■VALUENEX <4422>  1,568円  -189 円 (-10.8%)  本日終値
 VALUENEX<4422>が急落。11日の取引終了後、20年7月期の連結業績予想について、売上高を9億800万円から6億円(前期比7.7%増)へ、営業損益を3900万円の黒字から8700万円の赤字(前期7600万円の赤字)へ、最終損益を2900万円の黒字から7700万円の赤字(同1億800万円の赤字)へそれぞれ下方修正したことが嫌気された。営業体制強化を目的として新規採用したコンサルタントの育成に想定以上に時間を要したために新規の受注獲得が思うように進まず、売り上げが集中する第3四半期に売上高が計画を大幅に下回ったことが要因。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、2月以降に予定していたセミナーなどのイベントが中止になってしまったことにより、営業機会が大きく減少したことや、緊急事態宣言下で受注活動が制限されたことなども響いた。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高4億7400万円(前年同期比11.5%増)、営業損益4800万円の赤字(前年同期3800万円の赤字)、最終損益4800万円の赤字(同6800万円の赤字)だった。

■サムコ <6387>  1,978円  -150 円 (-7.1%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 サムコ<6387>が大幅続落。11日の取引終了後、20年7月期の単独業績予想について、営業利益を7億5000万円から8億6000万円(前期比2.6倍)へ、純利益を4億9000万円から6億円(同2.8倍)へ上方修正したが、営業利益で9億円強を見込む市場予想を下回る見通しであることから失望売りが出たようだ。売上高は62億円から59億円(同19.5%増)へ下方修正したものの、上期に続いて工場の安定稼働を図ったことによる生産性の向上や、経費の増加抑制努力などによる各種経費の低減効果があり、利益は上振れる見通しという。また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末一括配当を5円増額して25円にするとあわせて発表した。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高42億3300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益6億3500万円(同2.1倍)、純利益4億5000万円(同2.1倍)だった。オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス、MEMS、各種センサーなど向け製造装置の受注活動に注力したことや、新製品のアクアプラズマの拡販による新たな事業領域の拡大に注力してきたことが寄与した。

●ストップ高銘柄
 古河電池 <6937>  1,368円  +300 円 (+28.1%) ストップ高   本日終値
 JMACS <5817>  924円  +150 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 オウケイウェイヴ <3808>  680円  +100 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 オービス <7827>  1,039円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 ツインバード工業 <6897>  747円  +100 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 テラ <2191>  1,327円  -400 円 (-23.2%) ストップ安   本日終値
 ディー・エル・イー <3686>  505円  -100 円 (-16.5%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均