双信電機が上昇トレンド加速、成長エリアからの部品需要旺盛で業績変貌へ
双信電機<6938>が大幅高で新値街道、強烈な上昇トレンドを形成している。情報報通信向け中心にノイズフィルターやフィルムコンデンサーなど電子部品を手掛ける。ノイズフィルターは半導体メーカーの設備投資増強の動きを背景に製造装置向けで受注を伸ばしている。また、企業のリモートワーク導入の動きを背景に積層誘電体フィルターがパソコン向け需要も取り込んでいる。車載向け需要の回復や５Ｇ基地局関連の受注も今後増えることが予想される。こうした状況下、２２年３月期業績予想を修正、営業利益は従来予想の６億円から１２億円に倍増する見通しとなった。前期比で１３．８倍となる。同時に年間配当も従来計画の４円から８円へと倍増させる予定で、投資資金の波状的な攻勢につながっている。
株探ニュース