レーザーテクは反落も下値では押し目買い、米半導体インフラ政策への思惑が下支え
レーザーテック<6920>はやや売りに押される展開で反落。前日に1200円近い上昇で1万7000円台後半まで一気に水準を切り上げ上場来高値を更新していただけに、目先利益確定の動きを誘発しているが、下値では押し目買い需要も旺盛だ。きょうは、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など他の半導体関連株も売りに押されているが、いずれも下値抵抗力を発揮する展開となっている。前日の米国株市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合指数は小幅マイナス圏で引けたが、バイデン政権の半導体サプライチェーン強化に向けた政策期待を背景にインテルやエヌビディアなどは高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)もわずかながら反発して取引を終えている。
株探ニュース