0000
寄与度ランキング

日経平均株価(225種) 株価材料ニュース

38,236.07
-37.98
-0.10%
業績ー
(15:15)
株価は20分ディレイ

辛うじて10億株を上回る薄商いのなか、コア銘柄に資金が集中【クロージング】

市況
2021年1月19日 16時22分

19日の日経平均は3営業日ぶり反発。391.25円高の28633.46円(出来高概算10億0677万株)で取引を終えた。18日の米国市場が休場だったこともあり、海外勢による資金流入が限られているとみられるが、指数インパクトの大きい値がさ株に資金が集中しており、日経平均型で強い値動きとなった。買い先行で始まった日経平均は寄り付き直後につけた28373.34円が安値となり前場半ばに28600円台を回復すると、後場半ばには28720.91円まで上げ幅を広げている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではゴム製品、電力ガス、空運、繊維、電気機器、輸送用機器、海運、不動産が堅調。半面、鉱業、精密機器、倉庫運輸、卸売、小売が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、信越化<4063>、太陽誘電<6976>が堅調。

東証1部の出来高は辛うじて10億株を上回る薄商いのなか、ファーストリテなど指数インパクトの大きい値がさ株にインデックスに絡んだ資金が向かっている。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めているなかでの日経平均の大幅上昇であるため、値がさ株のインパクトの大きさが窺える。また、グローベックスの米株先物ではNYダウが100ドル超の上昇で推移していたこともあり、次期米財務長官に指名されたイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長による指名承認公聴会における思惑等もあったとみられる。

日経平均は先週末の下落部分を前場半ばにはあっさり吸収し、5日線を上回ってきている。明日は20日の米大統領の就任式を控えてより手掛けづらくなりそうであるが、そのため薄商いのなかで本日のように指数インパクトの大きい銘柄に資金が集中する形での上昇となる可能性がありそうだ。ただし、物色が全体に広がりを見せてくるかは祝日明けの米国市場の動向次第といったところであろうが、基本的にはコア銘柄に資金が集中しそうである。その他、マザーズ指数は小幅に下落となり、引き続き75日線レベルでの攻防となった。ただし、下ヒゲを残す形で75日線はキープしており、トレンドが出てくるとすれば、米大統領の就任式の通過後といったところか。

《CS》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる