話題株ピックアップ【昼刊】:タイミー、メタプラ、エクサWiz
■サムコ <6387> 6,880円 +1,000 円 (+17.0%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
サムコ<6387>に物色人気集中。研究開発型の製造装置メーカーで、化合物半導体(次世代パワー半導体)にフォーカスしたオプトエレクトロニクス分野に強みを有するほか、高周波デバイス分野でも実績が高く、ニッチトップ企業としての存在感を高めている。12日取引終了後に発表した26年7月期上期(25年8月~26年1月)決算は売上高が前年同期比11%増の45億8700万円、営業利益が同4%増の10億2800万円と堅調だった。受注高の増勢が顕著で、AIデータセンター関連の旺盛な投資需要が同社の商機拡大につながっている。特に化合物半導体分野では光デバイス用途の需要が旺盛であり、同社の中期成長シナリオを後押ししている。決算発表を契機に同社の今後の成長期待が買いを呼び込む格好となった。
■タイミー <215A> 1,284円 +114 円 (+9.7%) 11:30現在
タイミー<215A>は物色人気を集めている。12日取引終了後、6カ月の変則決算となる26年4月期通期の連結業績予想を上方修正し、売上高を205億300万~209億1300万円、営業利益を37億4600万~41億3700万円と発表。これが好感されている。従来予想のレンジは売上高が192億2800万~199億7500万円、営業利益が31億2800万~36億8800万円だった。第1四半期の進捗が想定を上回って堅調に推移しており、第2四半期についても引き続き好調に推移すると見込む。戦略的投資を実施しているものの、増収効果で吸収できる見通し。
■メタプラネット <3350> 380円 +28 円 (+8.0%) 11:30現在
メタプラネット<3350>が急反発している。12日の取引終了後に株主優待プログラムを拡充すると発表したことが好感されている。26年6月末日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、「Tierプログラム」を導入。保有株数と保有期間に応じて「SILVER」から「NAKAMOTO」のランクに分け、ランクが上がるにつれ、より魅力的な割引率の適用や、上位ランク限定の豪華なVIP特典を利用できるようにする。
■エクサウィザーズ <4259> 672円 +46 円 (+7.4%) 11:30現在
エクサウィザーズ<4259>が頑強。寄り付き直後は小安く始まったものの、すかさず買い物を集めて値を飛ばした。同社は12日の取引終了後、26年3月期の業績予想を修正したと発表。今期の売上高予想を従来の見通しから1億円増額して119億円(前期比21.3%増)、営業利益予想を1億5000万円増額して15億円(同65倍)に引き上げており、株価の支援材料となったようだ。AIプロダクト事業の成長が想定を大きく上回ったという。経常利益と最終利益の予想は引き続き未定としている。あわせて同社は、AIエージェントを活用した次世代のシステム開発と、AI活用によるアプリケーション開発を行うための内製化支援を手掛ける子会社Exa Frontier Edgeを4月をメドに設立すると発表した。
■日本コークス工業 <3315> 129円 +7 円 (+5.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
日本コークス工業<3315>が異色人気。商い面でも足もと急激に厚みが加わり、全員参加型材料株の様相を呈している。ここジャパンディスプレイ<6740>の突発人気化もあって、低位株に投機性の強い資金が食指を動かしており、同社もその流れに乗った形だ。ホルムズ海峡の事実上封鎖に伴う原油価格の高騰を背景に、同じ化石燃料の石炭やコークスは代替燃料としての需要喚起が見込まれる。業績も26年3月期は期初予想を下方修正し営業損益段階で収支均衡を見込むが、27年3月期にはコークスの収益性改善に伴い営業黒字化が有力視されている。また、時価総額ベースでは小型株の範疇にありながら、出来高流動性が非常に高い超低位株で人気化素地を内包している。
■しまむら <8227> 3,521円 +185 円 (+5.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
しまむら<8227>が切り返し急。13日の日本経済新聞朝刊が、「しまむらが現預金を持ちすぎない経営への転換を模索し始めた」と報じた。「保有する現預金などが月商の何カ月分あるのかを示す手元流動性比率について約4カ月を目安としているが、この水準の引き下げを検討する」という。しまむらは26年2月期第3四半期末(11月20日)時点で自己資本比率が84.7%に上り、無借金経営となっている。今年1月に初の自社株買いを発表するなど株主還元策の強化に動いていた同社だが、今回の報道を受けて株式市場では現預金を活用した成長投資による事業拡大や、更なる株主還元策を期待した買いが同社株に集まったようだ。
■トーホー <8142> 1,347円 +69 円 (+5.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
トーホー<8142>が反発している。12日の取引終了後に発表した27年1月期の連結業績予想で、売上高2740億円(前期比5.5%増)、営業利益82億円(同4.4%増)、純利益48億円(同4.9%増)を見込み、年間配当予想を前期比実質増配となる61円としたことが好感されている。業務用食品卸を手掛けるディストリビューター事業や業務用食品現金卸を手掛けるキャッシュアンドキャリー事業は減益が予想されているが、フードソリューション事業で外食産業向け業務支援システムなどシステム関連部門の堅調な推移が見込まれるほか、前期に本社改修費用を計上していた反動で増益となる見通しだ。なお、26年1月期決算は売上高2597億4700万円(前の期比5.4%増)、営業利益78億5300万円(同4.8%増)、純利益45億7600万円(同2.0%増)だった。同時に、プロの食材の店「A-プライス」を関東以西で運営する子会社トーホーキャッシュアンドキャリーが、書籍やエンターテイメント商材を「TSUTAYA」や書店へ供給する販売物流会社のカルチュア・エクスペリエンス(東京都千代田区)と、「A-プライス」の全国展開協力及びTSUTAYAへの商品導入検討で合意したと発表した。今後具体的に検討を進めるとして、現時点における業績予想への影響は軽微としている。
■野村原油 <1699> 603.3円 +23.3 円 (+4.0%) 11:30現在
NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>、WisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>といった原油ETFが続伸。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比8.48ドル高の1バレル=95.73ドルに上昇した。イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師は同日にホルムズ海峡に関して「封鎖を継続するべきだ」と表明したと報じられた。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃も伝えられており、米イスラエルとイランの軍事衝突長期化が警戒された。WTI価格は時間外取引で一時98.10ドル近辺まで上昇している。
■マックス <6454> 7,070円 +200 円 (+2.9%) 11:30現在
マックス<6454>は新値追い。米投資会社のバリューアクト・キャピタルがマックスの株式の7.31%を保有していることが12日の取引終了後に明らかとなり、思惑視された。同日に提出された大量保有報告書によると、保有目的は「純投資及び経営陣への助言または状況に応じて重要提案行為などを行うこと」。報告義務発生日は5日となっている。
■ヨシックス <3221> 3,565円 +100 円 (+2.9%) 11:30現在
ヨシックスホールディングス<3221>が3日ぶりに反発している。12日の取引終了後に、26年3月期の期末配当予想を14円から16円へ引き上げ、年間配当予想を30円(前期28円)へ増額修正したことが好感されている。また、同時に発表した2月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比4.8%増となり、8カ月連続で前年実績を上回った。
■古河電気工業 <5801> 29,585円 +655 円 (+2.3%) 11:30現在
古河電気工業<5801>が反発している。同社は12日、グループ会社のLighteraが、従来製品比で2倍となる世界最高クラスの伝送容量を有する13824心の超多心光ファイバーケーブルの量産を開始したと発表しており、好材料視されている。また、古河電工三重事業所(三重県亀山市)内に光ファイバーケーブルの第2工場を開設し、超多心光ファイバーケーブルに特化した生産体制を整備・稼働を開始して体制を拡充。ハイパースケールデータセンター向けの高密度・大容量ニーズに安定的かつ機動的に対応できるようにしたという。
■INPEX <1605> 4,377円 +78 円 (+1.8%) 11:30現在
INPEX<1605>が3日続伸。株価は9日につけた4320円を更新し最高値に上昇している。中東情勢緊迫化を背景に、石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>も値を上げている。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比8.48ドル高の1バレル=95.73ドルに上昇した。イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師は同日にホルムズ海峡に関して「封鎖を継続するべきだ」と表明したと報じられた。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃も伝えられており、米イスラエルとイランの軍事衝突長期化が警戒された。WTI価格は時間外取引で一時98.10ドル近辺まで上昇しており、INPEXなど石油関連株に買いが流入している。
■SBIアルヒ <7198> 859円 +4 円 (+0.5%) 11:30現在
SBIアルヒ<7198>が3日ぶりに反発している。12日の取引終了後に、26年3月末日時点の株主対象に株主優待を実施すると発表したことが好感されている。1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、同じSBIホールディングス<8473>傘下のSBI VCトレードが取り扱う暗号資産「XRP」を保有株式数と継続保有期間に応じて500~1000円相当提供する。
■ホンダ <7267> 1,361.5円 -87 円 (-6.0%) 11:30現在 東証プライム 下落率2位
ホンダ<7267>は大幅続落。12日取引終了後、26年3月期通期の利益見通しを下方修正すると発表。最終損益を6900億円の赤字~4200億円の赤字(前期8358億3700万円の黒字)とし、従来予想の3000億円の黒字から一転赤字に転落する見通しを示した。これを嫌気した売りが先行している。北米で生産予定だった一部EVモデルの上市・開発の中止などを決定し、これを含めた四輪電動化戦略の見直しに伴って損失が発生する見込みとなったため。8200億~1兆1200億円の営業費用と、1100億~1500億円の持ち分法による投資損失を織り込んだ。なお、配当については従来予想(年70円)を据え置いた。
■巴工業 <6309> 1,924円 -74 円 (-3.7%) 11:30現在
巴工業<6309>は続落。12日取引終了後、第1四半期(25年11月~26年1月)連結決算を発表。売上高は153億3300万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は16億7200万円(同6.8%減)だった。機械製造販売事業、化学工業製品販売事業ともに堅調で増収を確保した一方、利益面では人件費を中心に販管費の増加が重荷となった。通期で増収増益を見込んでいるだけに、ややネガティブ視されているようだ。
■PRISMバ <206A> 243円 +50 円 (+25.9%) ストップ高 11:30現在
PRISM BioLab<206A>がストップ高。12日の取引終了後、米Receptor.AI社と創薬提携契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入った。タンパク質-タンパク質相互作用(PPI)及び膜タンパク質を標的とした新規低分子医薬品の探索に関する創薬提携契約で、まず代謝性疾患領域における特定のレセプターを対象として、PRISMバの化合物空間と、Receptor.AI社の分子設計アルゴリズムを組み合わせて分子設計を行う。更に、両社は双方の技術の活用に関心を持つ製薬企業との共同研究機会の開拓にも取り組む。
■VALUENEX <4422> 408円 +80 円 (+24.4%) ストップ高買い気配 11:30現在
VALUENEX<4422>がストップ高カイ気配。同社は12日の取引終了後、26年7月期第2四半期累計(25年8月~26年1月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比64.6%増の4億2300万円、経常損益が6400万円の黒字(前年同期は1億2600万円の赤字)となった。大幅増益で黒字転換したことを好感した買いが集まっている。俯瞰解析アルゴリズムを活用したコンサルティング事業が好調に推移した。コスト削減も奏功し黒字化を果たした。
●ストップ高銘柄
住石ホールディングス <1514> 1,138円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 11:30現在
東京衡機 <7719> 772円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 11:30現在
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース