話題株ピックアップ【夕刊】(2):キオクシア、エーザイ、ローム
■キオクシア <285A> 22,360円 -1,030 円 (-4.4%) 本日終値
キオクシアホールディングス<285A>が大幅反落。18日の取引終了後、米ベインキャピタルが保有するキオクシア株の一部を売却したことが明らかとなり、需給懸念から売られたようだ。同日に関東財務局に提出された変更報告書で判明した。ベイン傘下のBCPE Pangea(ケイマン)の共同保有割合は29.13%となり、直近の36.86%から低下した。
■エーザイ <4523> 4,764円 -181 円 (-3.7%) 本日終値
エーザイ<4523>が3日ぶりに反落した。同社は19日、日本で製造販売を行う抗がん剤「タズベリク」について、投与中止の判断を行ったと発表。これを嫌気した売りが出たようだ。全ての患者で投与が行われていないことを確認したうえで、販売を中止する予定。併用投与、単剤投与のいずれにおいても血液系の二次性悪性腫瘍が複数例発生していることを確認したという。
■ローム <6963> 3,213円 -80 円 (-2.4%) 本日終値
ローム<6963>は続落。SMBC日興証券は18日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」から真ん中の「2」に引き下げた。目標株価は3500円(従来1900円)とした。構造改革は一定程度織り込まれたと判断しており、保有資産の評価に左右される状況とみている。キオクシアホールディングス<285A>を含めた東芝の保有評価も映しつつあり、株価のカタリスト(材料)はデンソー<6902>による買収提案の具体化なども含んだ国内パワー半導体再編の動向だろう、とみている。
■東京エレクトロン <8035> 39,330円 -960 円 (-2.4%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が総じて売られた。前日の米国株市場では全体リスクオフ相場のなか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反落した。また、米株市場の取引終了後に開示された米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジー<MU>の決算発表は、市場予想を上回る好内容であったが、設備投資計画がコンセンサスよりも強めで、これに伴う財務圧迫を警戒して時間外取引で大きく値を下げた。これを受け東京市場でも半導体セクターへの売り圧力が顕在化している。東エレクやアドテストなど前日に大きく株価を上昇させていたこともあり、利食い急ぎの動きが下げを助長している。
■ウシオ電機 <6925> 2,860円 -65 円 (-2.2%) 本日終値
ウシオ電機<6925>が後場に下げ幅を縮小。正午ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を1700億円から1750億円(前期比1.5%減)へ、営業利益を100億円から115億円(同30.3%増)へ、純利益を70億円から75億円(同10.3%増)へ上方修正した。構造改革を着実に実行したことで想定を上回る固定費削減効果を達成したことに加えて、半導体市況が回復傾向にあることを背景に関連する光源販売が増加し、また生産稼働が改善していることが要因。更に、期初計画に対して為替が円安に推移していることも寄与する。
■淺沼組 <1852> 1,015円 -18 円 (-1.7%) 本日終値
淺沼組<1852>が後場に下げ幅を縮小。午前11時30分ごろに26年3月期の期末配当予想を27円50銭から29円へ増額修正した。年間配当予想は45円となり、前期(41円)に対して4円の増配になる。
■GENDA <9166> 604円 -9 円 (-1.5%) 本日終値
GENDA<9166>は底堅く推移。18日取引終了後、2月度の月次動向を発表した。エンタメ・プラットフォーム事業、エンタメ・コンテンツ事業の合計の売上高は前年同月比50.1%増となった。エンタメ・プラットフォーム事業の「アミューズメント」「カラオケ」が大きく伸びた。国内アミューズメント施設における既存店売上高成長率は同9%増(曜日調整後)と引き続きプラス基調を維持した。
■シンカ <149A> 920円 +150 円 (+19.5%) ストップ高 本日終値
シンカ<149A>がストップ高。同社は18日の取引終了後、ソフトバンク<9434>傘下のSB C&Sと資本・業務提携すると発表。これを材料視した買いが集まった。顧客対応業務向けクラウド型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を展開するシンカはIT関連の製品・サービスを提供するSB C&Sと2024年8月に販売代理店契約を締結。SB C&Sの法人向け販売網を活用したカイクラの販売活動を展開してきた。両社の提携を中長期的な戦略パートナーシップに発展させ、カイクラの販売活動を一段と強化する。SB C&Sは市場買い付けによりシンカの株式を取得する予定。取得期間は今年3月23日から27年3月22日まで。取得対価の上限は2000万円とする。
■東京機械製作所 <6335> 532円 +31 円 (+6.2%) 一時ストップ高 本日終値
東京機械製作所<6335>が急伸。18日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を5000万円から6億8000万円(前期比97.1%増)へ上方修正したことが好感された。訴訟関連収入4億5200万円を特別利益に計上することに加えて、繰延税金資産の回収可能性を勘案した結果、回収が見込まれる部分について繰延税金資産を計上する見通しであることが要因としている。同時に業績予想の見直しを行った結果、売上高は76億7000万円から81億4000万円(同10.0%増)へ、営業利益は2億6000万円から2億5000万円(同61.0%減)へそれぞれ修正している。
株探ニュース