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株価指数先物【引け後コメント】 底堅さは意識されるが、FOMCや大型テック株の決算控え、商いは膨らみづらい

市況
2022年7月26日 18時20分

大阪9月限

日経225先物 27650 -50 (-0.18%)

TOPIX先物 1944.0 +0.5 (+0.02%)

日経225先物(9月限)は前日比50円安の2万7650円で取引を終了。寄り付きは2万7620円とシカゴ日経平均先物(2万7755円)を下回り、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万7690円まで下げ幅を縮めものの、前場半ばにかけて軟化すると、一時2万7520円まで売られた。その後、前引けにかけて持ち直し、ランチタイムでは一時2万7710円とプラスに転じる場面も見られた。ただし、本日は薄商いのなかリバランス中心の動きであり、相対的にTOPIX優位の相場展開だったため、後場は2万7680円辺りで上値を抑えられる格好でのこう着が続いた。

東証プライム市場の売買高は連日で8億株台と薄商いだった。騰落銘柄は値上がり数が1000を超えて全体の6割近くを占めた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が1社で日経平均株価を約37円支える形だった半面、東京エレクトロン <8035> [東証P]やテルモ <4543> [東証P]、中外製薬 <4519> [東証P]、TDK <6762> [東証P]、エムスリー <2413> [東証P]などの弱い値動きが重荷となった。

日経225先物は5日移動平均線に上値を抑えられる一方で、オプション権利行使価格の2万7500円水準での底堅さは意識されていた。米連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、大型テック株の決算を見極めたいとするムードのなか、方向感は乏しかった。もっとも、グローベックスの米株先物はマイナス圏で推移し、ウォルマート<WMT>は通期予想の下方修正が嫌気され時間外取引で10%近く下落していた。このような状況ながら、日経225先物はショック安とはならず、52週線を上回っていたことから、重要イベント待ちといったところだろう。

FOMCの結果待ちで引き続き商いは膨らみづらく、こう着感の強い展開が続くと見られる。なお、26日の米国市場ではアルファベット<GOOGL>、マイクロソフト<MSFT>の決算発表が予定されており、大型テック株の決算を受けた米国市場の動きに対して、短期的ながら過剰に反応してくる可能性はありそうだ。ただし、明日は国内で信越化学工業 <4063> [東証P]、ファナック <6954> [東証P]、エムスリーなど指数インパクトの大きい値がさ株の決算が控える。そのため、スキャルピング中心の売買となろう。

NT倍率は先物中心限月で14.22倍に低下した。リバウンド基調は継続しているものの、200日線に上値を抑えられる形状となり、75日線水準までの調整を見せた。短期的な調整一巡からNTロングに向かわせやすいだろう。ただし、再び75日線を下回ってくるようだと、25日線が位置する14.12倍辺りまでの調整をいったん意識する必要がありそうだ。

手口面では、日経225先物はHSBCが1000枚、大和が820枚、モルガンSが710枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1420枚、ゴールドマンが990枚、ソジェンが850枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はドイツが920枚、みずほが700枚、ゴールドマンが540枚程度の売り越しに対して、モルガンSが630枚、バークレイズが460枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

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