日水が後場プラス圏に急浮上、家庭用・業務用食品堅調で第1四半期営業利益67%増
日本水産<1332>が後場プラス圏に急浮上している。午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1654億700万円(前年同期比8.9%増)、営業利益70億4900万円(同66.7%増)、純利益51億8600万円(同63.5%増)と大幅増益となったことが好感されている。
食品事業で、国内外ともに家庭用食品・業務用食品の販売が堅調に推移したことに加えて、コンビニエンスストア向けチルド弁当やおにぎりなどの販売が改善したことが牽引役となった。また、ファイン事業で新型コロナウイルスのPCR検査薬や海外向け培地の販売が堅調に推移したことも貢献した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高6420億円(前期比4.4%増)、営業利益200億円(同11.1%増)、純利益150億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース