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日本電技 Research Memo(6):コロナ禍による業績の影響は軽微

特集
2021年7月7日 15時16分

業績動向

1. 2021年3月期の業績動向

日本電技<1723>の2021年3月期の業績は、受注高34,459百万円、売上高34,079百万円、営業利益4,584百万円、経常利益4,660百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,324百万円となった。

国内経済は、コロナ禍の影響により厳しい局面が続くが、ワクチンの普及などにより徐々に持ち直しへ向けた動きも見られるようになった。建設業界は、補正予算の効果もあって公共投資が堅調に推移する一方、民間設備投資は低調ではあったものの、首都圏を中心とした再開発や情報化投資などは順調に拡大した。このような状況下、同社は、空調計装関連事業の新設工事では「既設工事に繋がる物件の受注」、空調計装関連事業の既設工事では「提案型営業および地域特性に応じた事業戦略推進」、産業システム関連事業では「顧客別戦略強化および企業グループとしての業容拡充による受注拡大」を課題に事業を展開した。なお、コロナ禍に伴う同社業績への影響は軽微だった。なお、産業システム関連事業の事業領域拡大に向けた取り組みとして、食品工場向け生産管理システムの構築を行うジュピターアドバンスシステムズ(株)を2020年4月1日に連結子会社とした。

セグメント別では空調計装関連事業において、受注工事高は、新設工事で事務所や研究施設向け物件などが増加、既設工事では事務所や医療施設向け物件などが増加した。完成工事高は、首都圏の再開発案件や官公庁物件が堅調に推移したこともあり、新設工事で事務所やデータセンター向けなどが増加、既設工事では放送施設や事務所向けなどが増加した。産業システム関連事業においては、受注工事高は、食品工場向けの生産管理システムの構築や電気工事などが順調に推移した。完成工事高は、工場のデジタル化などに伴い、工場設備における機器・システム更新や食品工場向けの生産管理システムの構築などが堅調に推移した。ジュピターアドバンスシステムズとのシナジーは今後さらに期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《ST》

提供:フィスコ

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