日揮HDや千代建が急伸、LNGプラント建設需要拡大で物色機運
日揮ホールディングス<1963>や千代田化工建設<6366>が急伸。日揮HDは一時、前日に比べ13%強上昇した。11日付の日本経済新聞は「米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーは、三井物産<8031>などと合弁で運営する同国南部の液化天然ガス(LNG)プラントの生産能力を2027年に現在より6割増やして年約1900万トンにする」と報じた。欧州による脱ロシアを見据えてLNGの輸出体制を整える。具体的には、米ルイジアナ州のLNGプラント「キャメロン」の生産能力を高める。今後、LNG生産能力の増強が強まる可能性は高く、LNGプラントで高実績を持つ日揮HDや千代建に見直し買いが流入している。
株探ニュース