博展が急伸で2年5カ月ぶり高値、リオープン関連の高業績変化株として投資マネー流入
博展<2173>が急反発、一時43円高の741円と値を飛ばし、前週末につけた高値721円を払拭、2020年1月以来約2年5カ月ぶりの高値をつけた。今月1日に大陽線で上放れて以降、継続的に投資資金の流入が観測されている。
同社はディスプレー制作などをはじめ、企業のイベントや販促支援ビジネスを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかるなか、政府の景気刺激策を背景としたリオープン関連の一角として人気化素地を開花させている。22年3月期に営業損益を大幅黒字化させたが、23年3月期は伸びが加速し同利益が前期比31%増の7億円と過去最高利益更新を見込んでいる。株式需給面では、個人投資家好みの中低位小型株ながら信用買い残が少なく、上値の軽さが意識されている。
株探ニュース