トランスGがカイ気配スタート、子会社が新型コロナスパイクタンパク質に対する抗体を取得
トランスジェニック<2342>がカイ気配スタートとなっている。23日の取引終了後、子会社の医化学創薬が、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に結合する抗体の取得に成功したと発表しており、これが好材料視されている。
同抗体は、医化学創薬が進める感染症に対する簡易検査キット及び治療用抗体の開発プロジェクトの開発パイプライン第1弾で、診断薬メーカーや製薬企業における新型コロナウイルスの簡易診断キット開発や治療薬開発に貢献することが想定される。また、イギリスなどで報告されている新型コロナ変異種の変異箇所には該当しないため、この変異の影響を受けないとしている。なお、取得抗体群の一部については21年1月下旬に販売を開始する。
株探ニュース