バイオ関連株が全面蜂起、新型コロナ関連の材料相次ぎ個人マネーの流入加速
テラ<2191>がストップ高カイ気配のまま値がつかず、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>やアイロムグループ<2372>も値幅制限いっぱいに買われ、アンジェス<4563>は11連騰で2000円大台乗せが目前。このほか、タカラバイオ<4974>、新日本科学<2395>などバイオ関連株が総蜂起状態に買われている。
市場では「主力株を避けて材料株優位の流れが強まるなか、新興市場の株価回復で個人投資家の買い余力も増しており、新型コロナ関連で材料が相次ぐバイオ関連を一斉に物色する動きが顕在化している」(国内ネット証券マーケットアナリスト)という。このなか、先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパン(東京都中央区)との間で、COVID-19肺炎に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発に関する共同研究契約を締結したことを材料に買われているテラはきょうで4営業日連続のストップ高で株価は動意前と比較して既に約3倍化している。
株探ニュース