エムスリーは一時10%安、前年特殊要因の反動で9月中間期最終益41%減
エムスリー<2413>は続急落。下落率は一時10%を超えた。2日取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高に相当する売上収益が前年同期比15.3%増の1126億1600万円、最終利益が同41.0%減の240億6000万円だった。大幅減益となったことを嫌気した売りが膨らんだようだ。
中国での事業運営会社を傘下に持つ持ち分法適用関連会社が香港証券取引所に上場したことに伴う利益を前年に計上。この反動が大幅減益の主因となった。一方、主力のメディカルプラットフォーム事業は堅調に推移した。
通期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響について、依然として不確実性が高いとし、引き続き非開示とした。合理的な算定が可能になった段階で速やかに開示するとしている。
株探ニュース