アスクルが4日続落、LOHACOの計画未達と減損損失計上で19年5月期業績は計画下振れ
アスクル<2678>が4日続落している。27日の取引終了後、集計中の19年5月期連結業績予想について、売上高が3900億円から3870億円(前の期比7.4%増)へ、営業利益が60億円から45億円(同7.3%増)へ、純利益が35億円から4億円(同91.5%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
個人向け通販サイト「LOHACO」が、今年1月に配送料が無料となる注文の基準価格を引き上げたことに伴い売上高が計画未達となったことが響いた。また、LOHACO専用物流センター「AVC日高」に関する固定資産について、約31億円の減損損失を計上することも最終利益を押し下げた。
なお、同時に発表した6月度(5月21日~6月20日)の月次業績は、単体売上高が前年同月比4.8%増となり、小幅ながら2カ月ぶりに前年実績を上回った。LOHACOは同3.1%減だったものの、主力のBtoB事業が同6.1%増となったことが貢献した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース