2715東証P貸借
業種 卸売業

エレマテック 株価材料ニュース

1,975
+29
+1.49%
業績
(15:00)
PTS

取引時間外 (ー)
株価は20分ディレイ

エレマテック Research Memo(6):2023年3月期はマーケット別の3分野すべてで増収予想

特集
2022年6月17日 15時16分

■エレマテック<2715>の今後の見通し

1. 2023年3月期の業績見通し

(1) 損益見通し

2023年3月期は、売上高225,500百万円(前期比12.4%増)、営業利益8,950百万円(同7.2%増)、経常利益8,650百万円(同9.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,050百万円(同12.6%増)と予想されている。

世界的にコロナ禍からの回復が見込まれることから、全セグメント(地域)で増収の予想。マーケット別でも、すべての領域で増収予想となっている。また為替レートの前提が1ドル115円であることを考慮すれば、この予想が上方修正される可能性もあるだろう。一方で、依然として半導体不足や原油高が続いていることから、客先での生産が滞るリスクも残っている。同社では、「四半期決算を発表する時点で逐次修正していく」としており、今後の動向は注視したい。

(2) マーケット別売上高予想

マーケット別では、Digital Electronicsは94,631百万円(前期比8,669百万円増、同10.1%増)が予想されている。液晶、液晶・タッチパネル・バックライトは顧客のゲーム機用フィルム等の生産が好調であり4,434百万円の増収を見込む。Toy・ホビーもPS5向けの出荷が期待できることから1,626百万円の増収予想、電気・電子部品、半導体は客先での生産回復により3,578百万円増を見込んでいる。

Automotiveは自動車生産の増加に加えて、新規案件の獲得(主にEV車関連)により35,718百万円(同7,615百万円増、同27.1%増)の予想となっている。

Broad Marketは95,150百万円(同8,569百万円増、同9.9%増)が見込まれている。向け先別では、アフターマーケットでは引き続きドライブレコーダーが新機種の投入もあり好調であることなどから8,037百万円増を見込んでいる。エアコン向けを中心とした白物家電が1,189百万円増、各種産業機器向けが好調なモーターも1,152百万円増が予想されている。

2. プライム市場へ移行

同社は、東京証券取引所が求めるプライム市場の上場維持基準をすべて達成した(適合した)ため、同社株式は2022年4月以降「プライム市場」で取引されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《ST》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる