日清紡HDが急落、20年12月期業績予想を下方修正
日清紡ホールディングス<3105>が急落している。30日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を5400億円から4620億円(前期比9.4%減)へ、営業損益を140億円の黒字から40億円の赤字(前期64億8200万円の黒字)へ、最終利益を130億円から10億円(同66億400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受け、無線・通信事業でマリンシステムの需要が低迷しているほか、マイクロデバイス事業、ブレーキ事業、精密機器事業も世界的な自動車生産台数の落ち込みの影響を受け売り上げが大幅に減少しているという。また、繊維事業も店舗閉鎖や販売不振により売り上げが減少したとしている。
株探ニュース