ウエルシアが急反発、調剤の健闘で上期最終は減益も上振れ着地
ウエルシアホールディングス<3141>が急反発。株価は前日比10%高の4280円まで上値を伸ばし、年初来高値を更新している。6日の取引終了後に発表した22年2月期上期(3~8月)の連結最終利益は前年同期比10.3%減の155億2700万円と減益だったものの、従来予想の151億6000万円を上回っており、これが好材料視されているようだ。
積極的な出店を継続したことで、売上高は前年同期比6.6%増の5082億9500万円と増収を確保した。部門別では化粧品がコロナ以前の状況には戻らず、また食品は前期の特需の反動で苦戦を強いられた。一方、調剤は薬価改定の影響があったものの、調剤併設店舗数の増加などを通じて処方箋受付枚数が増加し、全体の収益を下支えした。
株探ニュース