ANAPは反落、コロナ禍の影響大きく21年8月期業績予想を下方修正
ANAP<3189>は反落している。12日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を57億9200万円から51億6800万円(前期比8.7%減)へ、営業損失を3億4600万円から6億2800万円(前期3億2900万円)へ、最終損失を4億1000万円から7億8700万円(同3億7100万円)へ下方修正したことが嫌気されている。
4月以降、緊急事態宣言の対象地域である北海道、東京、関西、中国地方の店舗が休業したほか、対象外地域でも時短営業を余儀なくされる形となったことに加えて、インターネット販売でもコロナ禍におけるファッションECサイトの競争激化による影響を受けていることが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年9月~21年5月)決算は、売上高38億4200万円(前年同期比6.3%減)、営業損失4億8400万円(前年同期3億3700万円)、最終損失6億4400万円(同4億2500万円)だった。
株探ニュース