野村不HDが急騰、オフィスビル売却など好調で増益トレンド継続
野村不動産ホールディングス<3231>が一時12.6%高と急騰、5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現から一気に上放れの様相を強めている。マンションの開発・分譲を手掛けるが、オフィスビルなどの投資ファンドへの売却が好調で収益を押し上げている。20年3月期の営業利益は前の期比3.5%増の819億500万円と増益を確保、また20年1~3月期の伸びが特に顕著でこれを材料視する買いを呼び込んだ。信用買い残高も低水準で株式需給面でも上値が軽い。なお、今期業績予想は非開示。
株探ニュース