レカムは急反落、19年9月期決算は計画を大きく下回って着地
レカム<3323>が急反落している。18日の取引終了後に発表した19年9月期連結決算が、売上高99億3600万円(前の期比36.2%増)、営業利益5億2900万円(同19.0%減)、純利益3億3800万円(同11.2%増)となり、従来予想の売上高125億円、営業利益12億5000万円を大きく下回って着地したことが嫌気されている。
M&Aにより取得した子会社(タイ・フィリピン・インドネシア)を軌道に乗せるために想定以上の時間を要したことや、一部案件で工事の施工検収に遅れが生じ次期へずれ込んだこと、更に既存進出国でLED照明に次ぐ商品として立ち上げに注力した業務用エアコンの販売を十分に伸ばすことができなかったことが要因としている。また、国内環境事業で直販でのLED照明や業務用エアコンの売り上げを伸ばせなかったことも響いたという。
なお、20年9月期業績予想は、売上高150億円(前期比51.0%増)、営業利益10億円(同89.0%増)、純利益4億5000万円(同32.8%増)を見込む。年間配当は前期比1円%減の2円を予定している。
株探ニュース