コスモ・バイオ<3386>は10日、ファイメクスが実施する第三者割当による新株発行を引き受けたと発表。

ファイメクスは、武田薬品工業<4502>のアントレプレナーシップベンチャープログラムにて設立されたカーブアウトベンチャー※で、2018年1月に設立され、4月から本格稼働している。主な事業は、生体内の標的とするタンパク質(病気の原因となるタンパク質)の分解を誘導することにより、既存の創薬技術では困難であった新規医薬品の研究開発である。がんをはじめ治療困難な疾患に対して、新規性・有用性が高く、独創的な医薬品の創出が期待されている。

コスモ・バイオは、ファイメクスの設立趣意へ賛同するとともに、ファイメクスが見出した知見のコスモ・バイオ研究用試薬への応用の可能性、ファイメクスへの将来性を期待し、出資にいたった。

※カーブアウトベンチャー

大企業が自社の事業シーズの一部を切り出し、ベンチャー企業を創設する手法

《MW》

提供：フィスコ

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