スタティアH、上期経常を一転2.5倍増益に上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額
3393スターティアホールディングス【連結】
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スターティアホールディングス <3393> [東証P] が9月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.7億円→6.9億円(前年同期は2.7億円)に2.6倍上方修正し、一転して2.5倍増益を見込み、一気に3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の7億円→11.7億円(前期は5.5億円)に67.1%上方修正し、増益率が26.6%増→2.1倍に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)2023年3月期の第2四半期(累計)連結業績予想について ITインフラ関連事業につきましては、アプロ...
会社側からの【修正の理由】
(1)2023年3月期の第2四半期(累計)連結業績予想について ITインフラ関連事業につきましては、アプローチ、商談・提案、受注、納品までの一連の流れを組織とシステムによる仕組みが前期までで整ったことで、当第1四半期から想定以上に営業の回転率が向上いたしました。その中で特に、第1四半期より中小企業の情報セキュリティ対策のニーズを捉え、情報セキュリティの主力製品であるUTM(統合脅威管理)を中心としたネットワーク機器の導入が好調であることと、引き続き、MFP(複合機)におけるパートナー販売が好調に推移しており、売上高が大幅に増加見通しとなることで全利益段階におきましても増加の見通しとなります。 デジタルマーケティング関連事業につきましては、引き続き新たな組織体制構築に注力しており、概ね計画通りの推移となっております。 販売費及び一般管理費につきましては、主にITインフラ関連事業における採用計画の遅れによる人材関連費用が第3四半期以降にずれ込んだことと、設備投資計画も第4四半期にずれ込む為、第2四半期累計期間としては圧縮される見通しです。また、全社共通費用における消耗品等経費を圧縮したことに加え、一部システムと備品等設備投資の時期を第4四半期へ変更した為、第2四半期累計期間としては販売費及び一般管理費が圧縮となります。 特別利益において、本日公表の「持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」のとおり、関係会社の一部株式譲渡により、約55百万円を計上する見込みです。(2)2023年3月期の通期連結業績予想について ITインフラ関連事業において、前述の(1)の通り、第2四半期までに売上高と全利益段階が当初見通しを大きく増加することが通期連結業績にも寄与することに加え、第3四半期以降もネットワーク機器商材とMFPが堅調に推移するものと予想しております。 一方、前述の(1)における販売費及び一般管理費の通り、ITインフラ関連事業の人材関連費用が第3四半期以降にずれ込み、設備投資計画も第4四半期にずれ込む見通しに加え、全社共通費用の一部システムと備品等設備投資の時期を第4四半期に変更した為、第3四半期以降の販売費及び一般管理費が増加する見通しですが、いずれも期ずれによるものの為、通期での影響はありません。 以上のことから、第2四半期連結(累計)業績および通期連結業績における売上高および営業利益、経常利益、当期(四半期)純利益の全利益段階において大幅に増加する見通しの為、当初の業績予想の上方修正を行うことといたしました。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、速報値となります。実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.04-09 | 8,600 | 270 | 270 | 162 | 18.6 | 5 | 2022-05-13 |
連結 |
| 新 22.04-09 | 9,585 | 620 | 690 | 464 | 53.2 | 5 | 2022-09-30 |
連結 |
| 修正率 | +11.5 | 2.3倍 | 2.6倍 | 2.9倍 | 2.9倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 18,000 | 700 | 700 | 420 | 45.0 | 12 | 2022-05-13 |
連結 |
| 新 2023.03 | 19,385 | 1,100 | 1,170 | 752 | 80.5 | 12 | 2022-09-30 |
連結 |
| 修正率 | +7.7 | +57.1 | +67.1 | +79.0 | +79.1 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.04-09 | 6,991 | 127 | 271 | 394 | 39.9 | 4 | 2021-11-12 |
連結 |
| 予 22.04-09 | 9,585 | 620 | 690 | 464 | 53.2 | 5 | 2022-09-30 |
連結 |
| 前年同期比 | +37.1 | 4.9倍 | 2.5倍 | +17.8 | +33.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 13,324 | 21 | 70 | -130 | -13.3 | 10 | 2021-05-14 |
連結 |
| 2022.03 | 16,011 | 344 | 553 | 958 | 100.0 | 14 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 2023.03 | 19,385 | 1,100 | 1,170 | 752 | 80.5 | 12 | 2022-09-30 |
連結 |
| 前期比 | +21.1 | 3.2倍 | 2.1倍 | -21.5 | -19.5 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。