丸順は急反落、コスト増で22年3月期営業益予想を下方修正
丸順<3422>が3日ぶりに急反落し、昨年来安値を更新した。同社は1月31日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比32.8%減の30億円(従来予想は38億円)に下方修正したことがネガティブ視されているようだ。
車体プレス部品の主要な材料である鋼材や電力費などの操業費における市場価格高騰の影響に加え、中国での主要客先の度重なる生産変動に伴う労務費負担の増加、量産車種終了による金型投資費用の回収遅延及び電力供給停止に伴う費用の増加などが主な要因だとしている。なお、為替相場が想定よりも円安基調で推移していることから、売上高の見通しは同2.6%増の460億円(従来予想は440億円)に引き上げている。
株探ニュース