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ビーロット---24年12月期2ケタ増収増益、全てのセグメントが順調に推移し業績に貢献

材料
2025年2月19日 10時15分

ビーロット<3452>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比31.6%増の309.33億円、営業利益が同15.3%増の63.40億円、経常利益が同17.5%増の58.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.5%増の39.41億円となった。

不動産投資開発事業の売上高は前期比38.1%増の244.92億円、セグメント利益は同16.7%増の46.92億円となった。売却件数は43件(前年同期39件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産30件(同29件)、事務所・店舗ビル5件(同6件)、土地(開発用地含む)5件(同3件)、ホテル2件(同-件)、その他1件(同1件)となり、地域別では関東圏16件(同17件)、北海道圏7件(同3件)、九州圏5件(同2件)、関西圏14件(同16件)、中部圏1件(同1件)となった。当年度においては、富裕層の多様化する不動産投資ニーズを的確に捉えた結果、住宅系不動産を中心に当初利益計画を上回る売却を順調に進め、利益を積み上げた。また、インバウンド需要が回復したホテル案件が本来の収益獲得力を回復し、利益に大きく貢献した。取得件数は38件(同39件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産28件(同27件)、事務所・店舗ビル4件(同9件)、開発用地6件(同2件)、その他-件(同1件)となり、地域別では関東圏18件(同21件)、北海道圏-件(同1件)、九州圏5件(同1件)、関西圏14件(同15件)、中部圏1件(同1件)となった。その結果、当期末における在庫数は51件(同56件)となる。なお、連結子会社が保有する販売用不動産を含めていないが、事務所・店舗1件、開発用地1件を在庫として保有している。

不動産コンサルティング事業の売上高は同7.6%増の20.71億円、セグメント利益は同25.5%増の10.55億円となった。関東圏及び関西圏を中心に投資用不動産の売買仲介及びコンサルティング受託案件を積み重ね、成約件数は72件(前年同期81件)となった。内訳は関東圏27件(同36件)、北海道圏10件(同10件)、九州圏4件(同2件)、関西圏30件(同33件)、中部圏1件(同-件)となった。富裕層の資産承継対策や既存顧客のリピーター化によるビジネス機会の創出やファンドやリート、不動産会社等のプロを取引先とした深耕営業による案件獲得を進めた。また、グループ内連携を密にすることにより、案件の大型化にも成功した。新築分譲マンションの販売受託も、若手人材の採用と育成を強化し、新規デベロッパーからの販売を積極的に受託することにより合計901戸の引渡が完了し好調に推移した。

不動産マネジメント事業の売上高は同9.1%増の43.96億円、セグメント利益は同15.7%増の22.06億円となった。不動産保有において社会経済活動の回復が本格化したことに伴い、宿泊系不動産を中心に賃料収入が大きく伸びた。プロパティマネジメントにおける管理運営受託では、グループ内の不動産再生ノウハウを活かした収益改善施策が評価され、プロの不動産オーナーからの受託件数が着実に伸長した。クライアントからの不動産管理運営受託件数は160件(前年同期155件)に増加した。管理運営受託のエリアの内訳は、関東圏81件(同73件)、北海道圏42件(同44件)、九州圏28件(同28件)、関西圏5件(同5件)、中部圏4件(同5件)となる。アセットマネジメントを専門とするビーロット・アセットマネジメントは、社会的ニーズが高まるコールドチェーン(冷凍冷蔵倉庫)開発プロジェクトのスキームをアレンジし、同社グループからも出資を実行した。その他の主要連結子会社であるティアンドケイ(ゴルフ場運営受託)なども堅調に業績が推移した。

2025年12月期通期の連結業績予想については、2025年1月に実施した大型M&Aによるグループ会社増加の影響を鑑み、2025年4月末日までに修正発表する予定。

《AK》

提供:フィスコ

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