コムチュアの戻り足鮮明、クラウド需要取り込み高成長続き新株予約権の影響も軽微
コムチュア<3844>の戻り足が鮮明、全体地合い悪のなか3日続伸となり、昨年12月20日以来約1カ月ぶりに2700円台まで上値を伸ばした。昨年12月18日、野村証券を引受先に新株予約権を発行して約45億円を調達することを発表、潜在株数を増やし1株当たり株式価値の希薄化につながるとの思惑から急落の憂き目にあったが、業績は企業のクラウド投資需要を取り込むことで極めて好調に推移しており、その後は急速に見直し機運が広がった。新株予約権は1万3000個で潜在株数にして130万株相当、これは発行済み株式の8%強にとどまるもので、影響は限定的との見方が支配的となっている。連結売上高及び営業利益は12年3月期に連結を開始して以降、一度も前の期を下回ったことがない。19年3月期も10%増収、29%営業増益を計画している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース