アイリッジ戻り足鮮明、地銀再編とデジタル通貨で思惑膨らむ
アイリッジ<3917>の戻り足鮮明。足もと売りが一巡し買いに厚みが加わってきた。11月22日にNTTデータ<9613>の小口決済「ことら送金」の導入サービスの開発を支援したことを発表、祝日を挟んだ24日に一時ストップ高に買われる人気となったが、その後は目先筋の利益確定の売りがかさみ、ほぼ上げ幅を帳消しにする調整に見舞われた。しかし、ここにきて地銀再編に絡む思惑や日銀主導によるデジタル円導入に向けた動きなどが報じられるなか、同関連株としての位置付けで株価は再浮上気配にある。同社の上位株主にSBI証券とNTTデータが名を連ねており、地銀再編で必要となるシステム共通化やデジタル地域通貨サービスなどでアイリッジに商機が膨らむとの思惑も高まっている。
株探ニュース