ラクスがS高、未定としていた21年3月期業績は営業利益2.8倍見込む
ラクス<3923>が急騰し、ストップ高の2343円に買われている。14日の取引終了後、従来未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高146億7000万円(前期比26.4%増)、営業利益32億9000万円(同2.8倍)、純利益23億4000万円(同2.9倍)と大幅増益を見込むとしたことが好感されている。
緊急事態宣言解除後、停滞していたクラウド事業の商談が動き出し、新規受注が回復傾向にあることや、遅れていたIT人材事業のアサイン活動が6月から再開し、徐々にアサインが進む見通しとなったことなどから、大幅増益を見込むとしている。
同時に、6月度の月次売上高を発表しており、全社売上高は前年同月比34.3%増と2ケタ増収が続いた。なお、成長の牽引役である「楽楽精算」は同43.7%増となった。
株探ニュース