住友化が大幅続伸、国内有力証券が投資判断を引き上げ
住友化学<4005>が大幅続伸し、19年12月30日以来の500円台を回復している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が22日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を380円から850円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、石油化学セグメントは市況の反転、評価損の消滅などから従来予想を上回る見通しとしており、同社の健康・農業関連事業セグメントも海外農薬の好調によって従来予想を上回ると予想されるという。また、医薬品セグメントには、新たなロイヤルティー収入として、21年3月期に680億円、22年3月期に210億円を織り込み、21年3月期の営業利益予想を927億円から1860億円へ、22年3月期を同1452億円から1910億円へ引き上げ、22年3月期営業利益はコンセンサスを31%上回ることが見込まれるとしている。
株探ニュース