アイカ工が反発、中国の化粧板販売会社に出資へ
アイカ工業<4206>が反発している。4日の取引終了後、100%子会社アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社を通じて、中国の化粧板販売会社ソイス・メンディニ・インダストリアル・テクノロジー社株式の67%を取得し子会社化すると発表しており、これが好感されている。
今回のソイス社への出資は、付加価値の高い化粧板に対する需要の拡大が見込まれる中国市場で、包括的な販売サービス及び物流網を手に入れるのが狙い。また、アイカグループの主力製品であるメラミン不燃化粧板の中国での拡販において、ソイス社の教育施設・研究施設向けの提案力を活用し、シナジーを発揮することも可能としている。なお、同件による19年3月期業績への影響はないとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース