ミライアルが続落、非開示としていた上期業績予想は営業利益が31%増も織り込み済み
ミライアル<4238>は続落している。8日の取引終了後、非開示としていた第2四半期(2~7月)の連結業績予想について、売上高51億円(前年同期比7.8%増)、営業利益5億7000万円(同30.9%増)を見込むが、好業績は織り込み済みとの見方が強く利益確定売りに押されている。
成形機事業は、緩やかな回復基調が見られるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響で軟調に推移すると見込む。ただ、プラスチック成形事業は、通信機器などの拡大基調による半導体業界の需要が堅調に推移し業績を牽引する見通し。また、前年同期に固定資産譲渡による特別利益を計上した反動で、純利益は4億2000万円(同39.5%減)を見込む。なお、通期業績予想は引き続き未定としている。
同時に発表した第1四半期(2~4月)決算は、売上高25億500万円(前年同期比7.3%増)、営業利益3億2900万円(同53.0%増)、純利益2億3800万円(同93.9%増)だった。
株探ニュース