VNXが急落、20年7月期業績予想を一転営業赤字予想に下方修正
VALUENEX<4422>が急落している。11日の取引終了後、20年7月期の連結業績予想について、売上高を9億800万円から6億円(前期比7.7%増)へ、営業損益を3900万円の黒字から8700万円の赤字(前期7600万円の赤字)へ、最終損益を2900万円の黒字から7700万円の赤字(同1億800万円の赤字)へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。
営業体制強化を目的として新規採用したコンサルタントの育成に想定以上に時間を要したために新規の受注獲得が思うように進まず、売り上げが集中する第3四半期に売上高が計画を大幅に下回ったことが要因。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、2月以降に予定していたセミナーなどのイベントが中止になってしまったことにより、営業機会が大きく減少したことや、緊急事態宣言下で受注活動が制限されたことなども響いた。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高4億7400万円(前年同期比11.5%増)、営業損益4800万円の赤字(前年同期3800万円の赤字)、最終損益4800万円の赤字(同6800万円の赤字)だった。
株探ニュース