ギフティ急騰、GoTo関連の一角で空売り買い戻しも寄与して15%超の上昇
ギフティ<4449>が急騰、一時15%を上回る上昇で1200円台半ばまで駆け上がる場面があった。同社は店舗で商品と引き換えることができる電子チケット提供など、個人や企業を対象としたeギフトサービスの開発・運営を行っている。業績面ではトップラインはここ数年来高水準の伸びを示しているが、利益面では先行投資負担などで21年12月期に営業7割減益となるなど厳しい状況を余儀なくされた。
株価は昨年11月以降大幅な調整を強いられたが、今年2月下旬に底入れを確認、その後は戻り歩調に転じている。市場では「GoToトラベル関連の切り口で買い人気化している」(ネット証券マーケットアナリスト)という指摘の他、「最近は国内外証券を経由した貸株調達に伴う空売りが急増傾向にあった。6月末を控えて目先はショートカバーを誘発し株価に浮揚効果が働いている」(中堅証券ストラテジスト)という声も出ていた。
株探ニュース