カイノス急伸、第1四半期営業益84%増で上半期計画進捗率73%
カイノス<4556>が後場急伸している。同社はきょう午前11時30分頃に、21年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比84.3%増の1億6100万円となり、上半期計画2億2000万円に対する進捗率は73.2%となった。
売上高は同9.4%減の9億8900万円で着地した。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下での医療機関への訪問規制や外来患者数の減少などから減収を余儀なくされた一方、営業活動の自粛や業界全体の学術活動、学会・セミナーの中止・延期に伴う活動費の減少と経費実行時期の見直しなどが利益を押し上げた。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
株探ニュース