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アンジェス Research Memo(10):為替差益や補助金収入の計上により経常損失がやや縮小

特集
2022年12月7日 15時50分

■業績動向

1. 2022年12月期第3四半期累計業績の概要

アンジェス<4563>の2022年12月期第3四半期累計の売上高は前年同期比3.1%増の45百万円、営業損失は12,455百万円(前年同期は12,163百万円の損失)、経常損失は10,062百万円(同11,823百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は10,194百万円(同11,952百万円の損失)となった。

売上高については、「コラテジェン(R)」が前年同期比23百万円減の7百万円となったものの、2021年4月に開設したACRLにおけるオプショナルスクリーニング検査の手数料収入は同24百万円増の38百万円となった。「コラテジェン(R)」に関しては2021年までに田辺三菱製薬向けに一定量を出荷したことによる反動減となっている。売上原価は検査事業に関連した費用の増加により73百万円を計上した。

研究開発費は8,527百万円と前年同期比37百万円の増加となった。新型コロナウイルス感染症(武漢型)向けワクチンの臨床試験が完了したことにより、研究用材料費が同464百万円減少したほか消耗品費が228百万円減少した一方で、外注費が473百万円、Emendoの研究開発人員増加により給与手当が206百万円それぞれ増加した。研究開発費の4~5割を占める新型コロナウイルス感染症(武漢型)向けワクチンの開発費が減少した一方で、Emendoの研究開発費や「AV-001」の共同開発負担費用が増加した格好だ。

販管費は3,899百万円と前年同期比221百万円増加した。為替の円安進行によりEmendoののれん償却額が2,106百万円と同323百万円増加したことが主因だ。一方で、支払手数料が同91百万円減少した。また、営業外収支は同2,052百万円改善した。円安の進行で為替差益が同1,646百万円増加したほか、補助金収入が同338百万円増加したことによる。なお、特別損失としてHGF遺伝子治療用製品の国内における「安静時疼痛」の追加適応を目指した第3相臨床試験を中止したことに伴い、減損損失104百万円を特別損失として計上している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

提供:フィスコ

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