ナノキャリア後場急騰、VB-111について米婦人科腫瘍学会で学会発表
ナノキャリア<4571>が後場急騰。午後1時10分ごろ、同社が国内開発権を導入した遺伝子治療薬VB-111について、導出元のイスラエルVBL社が3月16日から19日に米国で開催される第50回婦人科腫瘍学会で、VB-111に関する発表を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
発表テーマは「がんを対象とした遺伝子治療薬であるOfranergene Obadenovec(VB-111)のプラチナ耐性卵巣がんにおける免疫治療効果の誘導:病理組織学的所見」。VB-111は現在、VBL社主導で米国などで卵巣がんを対象とした第3相試験を実施しているほか、再発悪性神経膠芽腫患者の生存期間を延ばすとして、米国とヨーロッパでオーファンドラッグの指定を受け、米国ではファーストトラックの指定も受けている。また、欧州医薬品庁(EMA)からは卵巣がん治療のためのオーファンドラッグ指定を受けている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年03月12日 13時52分
株探ニュース